2014年6月12日木曜日
「オスワリ」って、ワンコの礼法
腰掛ける作法って・・・あるんでしょうか?
ビジネスマナーなんかでは、
面接の際には、このように美しく腰掛けましょうってありますが
礼法とも文化とも思えない。
浅く腰掛け、
背筋を伸ばし、
バックはフロアのうえで、机の上は厳禁・・・・
足を組むには、まあマナーとしてよろしくない
だから、男性用ソックスは短めで、はしたなく毛脛なんかみせるようにつくってある。
かつて、神戸の某組が九州進出の際に起用した夜桜銀二さんは、
膝辺りにお名前を彫りこんでいたらしい。
名刺付きのタトウって・・・・ええもんですねえ(笑)
一方で「座法」の作法の豊潤なことよ!!
まずは「正座」
保守本流の座り方である。
が、足腰に負担がかかるし、罪科に伏すイメージもあり、まあ、敬して遠ざけたいもんだ
ちょっとわかってないのが「親指を重ねるかどうか・・・」
しびれが切れにくくするには、重ねるほうが効果的・・・・かしら?
なお、つま先を立てた正座の仕方を「跪坐=キザ」というそうです。
一体どんなときの作法ですかねえ?
床の間のお道具なんか拝見するときに(長時間すわる事を予定しない場合)使う程度ですなあ。
また、正座の変形で「おんなすわり」とか「アヒルすわり」があります。
後者は、ちょっと下品だ。
前者は人によりけりですが、なまめかしくていいですねえ(笑)
片膝立て
これって、お能のさいの控えの姿勢です。
チョゴリなんか着た時は、これが礼法みたいですねえ
もっとも、立膝の反対の足の親指をたてるかたてないか・・・・ちょっと議論があるみたい。
ちょっと苦しいのですが、後々の所作を考えれば、親指を立てるのが保守本流みたいです。
胡坐(あぐら)
正座の乱れ・・・でもありますが、結跏趺坐ともなれば、仏教では最高のすわり方である。
もっとも、どっちの足をどっちの腿の上に乗せるか・・・・で実はまったく違うらしい。
凡人の分際だと、脛の交差は「左が上」が正しい!
逆は、悟りを開いた者の座法であって・・・・まあ、これで人間の見識がわかるってもんだ
しかし・・・・
半跏思惟という略法がある。
多くの半跏思惟像では、左腿のうえに右足があります。
半跏思惟像とは、菩薩であり、
修行の身だから、当然に凡人とおなじく結跏趺坐状態で「左上」
もっとも、時代も下れば、礼法が乱れる・・・・
体育すわり
懐かしいですねえ・・・・
中学や高校までのころの体育チームの集合写真の定番的すわり方だった。
前列は「体育すわり」
後列は直立で、うでを後ろで組む。
最近のサッカーなんかだと、
立て膝でお互いが腕組をして、なんか戦闘性をアッピールしますねえ
昔は、あんなギラギラした態度は、
武士の風上にも・・・・っていわれたかどうかは記憶にない。
う○こすわり
別名ヤンキーわすり。
下品さは推して知るべし。
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