2014年8月3日日曜日
キラキラネームは鴎外先生に始まる!
森鴎外は当時としては、風変わりな命名を行った。
元祖キラキラネーム・・・?
オットー(於菟)
マリ(茉莉)
アンヌ(杏奴)
フリッツ(不律)
留学中に相当に名前で苦労したことを想像させるが、
インターナショナルであることの有利さを独逸で感じ入ったのでしょう。
そういえば、江崎玲於奈博士も同じような命名をされておられる。
しかし、全ての親御さんが、インターナショナル思考をするとは限らず、
蝸牛庵の以前の会社では、必要があれば、
ビジネスカード用にセカンドネームを持つことを推奨された。
あまりに奇天烈だと、社名に傷がつくってことで上司承認制であったもんで
曰く マイク、ジョージ、ジャッキー、ボビー、
まあ、月並み以上でも以下でもない(笑)
当然、蝸牛庵の命名なんか、リベラルアーツに乏しい上司の理解を得られるような
シロモノでなく、結果的に命名の儀は見送りとなった。
例えば・・・
インスマウス
コリコパド
イシドルス
命名は(子供の名前にかぎらず)、楽しいが責任もある。
未来の成長なり幸せを託するし、良き名は真善美の具象だとおもうのも、
けだし表意文字に言霊を見るからである。
しかし、表意文字の単純化された表音的使い方あるいは過度な表意化は、
滑稽であると同時に苛立ちも・・
蝸牛庵風分類によれば・・・
1)似非万葉仮名風 (例:夜露志玖=よろしく)
2)和語翻訳風 (例:海=メル 月=ライト)
3)性別不詳風 (例:田沼 則子=三木のり平さんの本名)
4)分不相応風 (例:霧主人=きりすと)
5)卑語猥語風 (例:泡姫=あき 愛奈瑠(ちょっとねえ・・・)
6)教養ひけらかし風(例:鼎 文・武・貝を組み合わせたビンという漢字)
世界に一つしか無いことは立派な名前って意味合いもありますが、
贔屓の横倒しってこともあります。
将来子供に恨まれるのも本位でもないでしょう・・・
逆に、オンナと勘違いされて、召集令状が届かなかったために
命拾いしたのり平さんのような僥倖もある。
しかし、DQNネームなんかだとまっとうな会社は採用の書類選考でオトスって
けだし、噂だけともいえない・・・・(苦笑)
まあ、最近はちょっと調べようと思えば「人権問題」の壁がありますからねえ。
家庭環境すらヒアリング出来ないのですよ。
某社の役員秘書が、競争会社の部長のお嬢さんだったって・・・そんな危険な(苦笑)
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