2014年12月29日月曜日
もう「終わり」にしましょう
・・・って社会常識のあるブースター(ファン)が呼びかけても、
蝸牛角上の争いを繰り広げ、草野球(・・・ミットもない)を繰り返すことよ(苦笑)
バスケットボールは、知的な格闘技である。
骨格と身長が全てって部分はないではないが、スピードと組織力で独活の大木連を
圧倒することも不可能ではない。
その意味で倭人向きなんだろうし、競技人口は、野球・サッカーに次ぐと言われる。
その割に、世界のトップで戦えないし、アジアの上位ですらない。
ひとえに事務方の「統治能力」に問題があるとしか思えない。
先日、とうとう業を煮やしたFIBAから「追放処分」が降った。
別に意地悪ってことでもなく、サッカー並みにWCを世界規模で運営したいという野望を実現するためには、
スポーツ大国たる倭国がシャキッとしてもらわないと困るってことである。
こじれた原因を歴史的に顧みるに・・・
なんと20年以上くすぶっている「プロリーグ設立運営問題」
アマチェアスポーツの多くが企業(依存)スポーツであることより、
方針(当時の日本リーグのプロ化)は決めたものの
本気でやろうと事務方メンバー(多くは大手企業所属選手の第二の職場)は汗をかかない。
業を煮やした一部が勝手にクラブチーム方式でプロリーグを立ち上げた
これが「Bjリーグ」
地元密着のローコストオペレーションによるローカル興行で、それなりの人気がある。
一方が、大企業チーム中心のNBL。
NBAとNFLを足して似で割ったようなかっこいい名称なんですが・・・
なんとか一本化したい当事者も思っているが、長年の怨念やら、統合後の陣取りとか
思惑ばかりで、まとまる話も纏まらないという有り様で今日に至る。
選挙制度と一緒で、当事者にまかせておくと利害調整ばかりが先に立つし、
所詮ガバナンス能力がないことが明らかなんだから、
当事者たちが合意する第三者員会に裁定案を委ねてしまうのが一番手っ取り早い。
表面上の争点は
・チーム数(両者で40チームもある)
・チーム名称(企業名の取り扱い) だと言われる。
NBAですら30チーム。
レベル的にも全チームがトップリーグってわけにもいかない。
半分くらいにして、一部と二部に分け、入れ替え方式というのが妥当な線でしょう。
チーム名称は・・・困った話ですねえ
エリアアイデンティティ(AI)という考え方(都市名によるチーム名称)がなんかカッコいいのですが
一方で、企業が長年競技を支えてきた歴史もある。
綺麗事を言っても、スポンサーなくしてリーグを運営するのは難しい以上
一定の折り合いをつける必要がある。
Jリーグだって、AIを標榜する割には、ユニフォームを見れば走る広告塔(笑)
あくまでクラブチームであるが、
チーム名を「ネーミングライツ」として「せりにかけることができる」ってどうですかねえ
外国で事例があるはずだし、競技施設がスポンサー名となって違和感のない時代。
本気で解決しようとすればなんとでもなる問題点だと思うのですが・・・
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