2014年12月30日火曜日
IT技術者の見る「初夢」
太陽光発電パネルは本当に20年間性能を発揮するのか
新車の頃のエアバッグを使い続けて大丈夫か
LEDに照射され続けると骨格がゆがむって本当ですか
新規且つ高度なテクノロジーはヒトザルに恩恵を与えてきたと思うのですが
何事にも光と影がある。
性能なり効用のライフってどう考えますか?
時間とともに劣化して壊れちゃったから買い換えようレベルの技術や商品は
それでもいい。
しかし、劣化がヒトザルの生命や身体財産に害を及ぼす危険があるのであれば
そんな呑気なことは言ってられない。
IT技術は、ソフトウエアあるいはハードウエアとも5年程度の保守期間であり
そのころにバージョンアップが行われる。
そろそろ買い替えなさいっていうメーカーの営業シグナル。
メーカーの言うがままなら技術者の名折れなので・・・
言うがまま更新を行う事の合理性を追求する
延命策を講じる
これを奇貨として新技術に移行する
これらの選択肢を総合的に判断し、最適な解答を決断する(・・・なんかカッコいいですねえ)
これがIT社長のお仕事
毎日遊んでいるようで、実のところは結構仕事をしています(笑)
しかしながら、年中行事のような作業にええかげん飽き飽きもしています。
でも、視座を変えるとこれはある種の「合理的な危険予知のサーモスタッド」ではないかと
最近思うようになりました。
日本のPL法だと、
製造物に欠陥(通常有すべき安全性を欠いていること)があり
欠陥のある製造物と他人の生命、身体又は財産を侵害した事象都の因果関係があれば
引き渡しから10年以内であれば
無過失であっても
損害賠償の責任を負担する・・・とされます
しかし、製造時点で欠陥はなくとも経年変化により通常有すべき安全性の自然劣化は
ありうることである。
ソニータイマーのようにあまりに早すぎるのはどうかと思うのですが、
欠陥の法律的な判断は
当該製造物の特性
その通常予見される使用形態、
その製造業者等が当該製造物を引き渡した時期
その他の当該製造物に係る事情
なんかを考慮するとされます。
さっきの「10年」とは、出訴期限だと判断できますから、
10年前に買った・・だけで騒ぎ立てるとバカを見る。
仮にPL裁判で勝ったからといって、失った命が帰ってくるわけではない。
それに法廷は、社会正義実現の場とか、怨念はらしとか復讐の場でもない。
望むらくは、自分の命を暮らしは自分で守るしかないわけだから
法律で救済できる限界を判断した上での自己防衛策を講じるほうが気が利いている。
そんな鬱陶しいことをって思うのであれば、今流行りの「持たざる経営」
IT社長の主要な白物家電は、すべてレンタルです(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿