2015年5月16日土曜日
懐事情をみながら・・・「賛成」ですか?(笑)
ローカルな話題ですし、くにの形が変わるような大事でもない。
早い話が「ハシシタの人気投票」・・・といえば言葉が過ぎますが、
事前の動向調査では「ハシシタの好悪が都構想の支持不支持」を左右しているという。
民度と言ってしまえばそれまでであるが、これは別に大阪に限ったことではない。
何事も「理性と論理だけで判断」することのほうが少ないだ。
大阪府と大阪市の「二重行政」の解消!が大命題らしいが、
早い話が「大阪府による大阪市の吸収合併」である。
そもそも、役割分担がきっちり決まっていたはずであり、
府県レベルの行政と市区郡レベルのそれが冗漫なまでに重複しているとすれば、
それは国家規模の大問題・・・だが、大騒ぎをしている府県は極めて限定的。
仮に事実ならば、大阪府には43の自治体があるが、今回その問題が解消されるのは人口比で
30%程度、数で言うなら「たったひとつ」
府県レベルにしめる東京23区の人口比が70%弱ってことを考えれば、仮に効果があっても
限定的だとだれでも思う。
この手の話は、反対しているメンツの懐事情を忖度すれば、本音が見えてくる。
賛成している向きもまた同じ(苦笑)
大阪府と大阪市が抱えている、あるいは批判・改革を渇望されている諸問題は、
都構想がなくとも解決できることが多い。
しかし、府市合体となれば「改革」するしかないってところに追い込まれる。
高コスト化した現業部門は否応なしに「民営化」されるだろうし、
様々な既得権が木っ端微塵になることは当然に予想される。
府市合体の先にあるものが薔薇色の行政だと信じるバカはいない。
・行政効率の向上
・住民自治の強化
・広域行政の一体性向上
こんなことに期待して賛成の一票を投じるのか、
退路を断った既得権益層の解体を優先するのか(当然反作用も凄いことになる)って選択肢。
野次馬的です(だって市民じゃないから投票権がない)が「結果」が楽しみです。
都構想実施コストは数百億円って言われていますが、役立たずな「マイナンバー」に
比べると安いものです。
もっとも、数百億円には、民間のIT投資は含まれていませんので、
嬉しい事に汗かいて営業しなくとも天から仕事が降ってくる。
賛否の本音ってこういうことだって・・・これは先に書きましたね(笑)
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