2015年6月18日木曜日
馴染みの深いといってもいつかは・・・
別に、数が多いことが貴いことでもないが・・・・
郵便局の数は二万五千局
コンビニの店舗数は、五万店以上
仏教寺院ともなれば、八万箇所以上
コンビニシステムの利便性は言うに及ばず、郵便局のATMもお財布がわりに重宝していますが、
一見世界に冠たる仏教国に思えるも、さてどんなものなんでしょうか?
深遠崇高な仏教学理を論じるとか語るだけの知識がありませんが、一応仏教徒の端くれです。
菩提寺もありますから、檀家の末端でもあり、結構人気な名刹境内に墓所もさらに持ってます。
だからと言ってなんなんだ(笑)
ヒトザルは誰だって四苦のなかでしか生きてゆけない。
苦の脱脚が「解脱」であるが、容易ではないとされる。
しかし、角度を変えればどってことはない。
経済学も仏教学も有る意味で似ている。
数式で教理が説明できるのです。
幸福・満足=充足/欲望・欲求
単純なものですなあ(笑)
何事につけてもより満ち足りるか、そのような願望を捨て去ればいい。
分子を大きくするか分母を小さくするか、目指すべきことは簡単なのですよ。
コンビニもJPも産業ですし、宗教だって、信仰とか教義という商品を扱うインダストリーである。
業種区分的にはコンサルタント業かな?
マーケットニーズに合致出来れば隆盛を極めるし、反すれば衰退する。
特に信教の自由のもと、究極の規制緩和業種ですから、才覚が全て。
しかし、かつての国家統制の名の下での保護政策のぬるま湯に浸りすぎたもんで
業界全体がどうしようもないほど産業の古々米化している。
世界遺産的なものでもあれば、観光寺院としてやっていける。
名目はともあれ、信仰の主体をカネとってみせるなんぞは、もはや宗教とはいえず、
高級見世物小屋と言われる所以。
数少ないが善男善女の信仰の聖地として参拝する寺院もないではない。
しかし、多くは江戸時代からの檀家制度に支えられた葬式寺院。
早晩この世から消え去ってもおかしくはない。
改めて「数式」を見てみよう。
数少ない信仰寺院とはいえ、なにをお願いに来るのだ?
話変わりますが、絵馬に書かれた願い事を読むのが好きでねえ(笑)
別に悪趣味ではなく社会観察。
なんとかちゃんと一緒になれますように
うんたら大学に合格できますように
お爺ちゃんが早く退院できますように・・・
けなげでささやかな民草の願い事のオンパレード
誤字あて字だらけで、これじゃ底辺大学も危ないってことはさておく。
要するに「実現の欲求」ばかり。
分子を大きくして欲しいと言うばかりで分母を小さくという願い事はついど見たことがない。
ここにつけ込んだのが、現世利益追求型の新興宗教や新仏教。
これらは本来の仏教とはいいがたいが、葬式仏教=大乗仏教という誤解を刷り込まれ、
都会に集まり田舎の檀家制度から切り離された大衆という巨大マーケット。
なんかと学会とかが跳梁跋扈するのはしごく当然である。
先日、UNが「幸福報告書」なるものを発表した。
倭国は、四十位代
トップには、ベネルクス、スイスとか北欧圏が並ぶ毎度の風景。
こんなランキングは、指数化のやり方でなんとでもなる。
コリアとどっこいどっこいと言われると首を傾げたくなるレポートですが、
かの数式から見えてくる行動原理に照らせば、倭人の幸福度ってやっぱりこんな程度でしょうか?
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