70年代に一世を風靡したATG映画のタイトルなんかから始まれば、
毎度の映画ネタ・・・と予想させるほど、甘くはない(笑)
秋祭りの季節は
試験曳き
宵宮
本宮
残宮・・・・とイベント目白押し
泉州界隈は、だんじりの世界
岸和田市内を爆走する祭りだけが、だんじりではない
ざっと数えるに、泉州地区では三百基程度のだんじりが地域単位に保有され、、
年に一回の出番に余念がない。
大工方は、俊敏に屋根を飛び跳ねる練習
コテ方は、とにかく体力勝負
その他、綱元、鳴物、ブレーキ係・・・・
見せ場のやりまわしとは、アクセルとブレーキを同時にフルに作動させることで
あのダイナミックさがでるらしい。
喧嘩祭りっていうくらいで、死人の出ない年の方が珍しい。
不幸なことが起きれば、曳行責任者が腹かっさばいてお詫びってしつらえ
いくら祭りが好きでも、命と引き換えにできるものではない。
聞くに、就任すれば、ひたすら斎戒沐浴し、無事を祈る。
夏が終われば、準備に余念なく、
十月の日曜日の泉州路は、どこかでだんじりが疾走する。
昔は、見物客よりも参加者の方が多い地元行事だったが、今や街おこしの
観光資源。
本宮も日曜日が当たり前って雰囲気で、平日本宮で、学校には登校生が皆無って
時代が懐かしい。
しかし、重さ4トン内外、欅の手彫り、高さにして4メーター程度。
ヤクザや専門の担ぎ手が跳梁跋扈することもなく、
新規製作だと数千万円を有に超えるらしいが、そう裕福とも思えない
村の衆が大事に祭りを維持している姿が清々しい。
あはれ 今年の秋も いぬめり・・・・・・
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