2015年10月27日火曜日
本家維新組対大阪維新組の「仁義なき戦い」
天下の公党を揶揄するつもりはないが、イデオロギー問題とか政治理念の争いだと
思っていましたが、どうも政党交付金という「欲目」が原因らしく思えてきた。
そう言えば、神戸の某組織の分裂騒ぎも、人事の不満とか色々あるようですが、
金銭収奪型組織運営への反撥らしい。
何事につけて「お金は先議事項」ですので、ないがしろにはしていいものではないが、
普通はオブラートに包むものです。
面と向かい腹を割って議論するならいざしらず、お互いがNETで罵詈雑言の応酬では、
解決の道筋もあったものではない。
非合法のお金の取り合いはさておき、今回は「税金」が原資である。
国会議員の年間コスト(彼らにとっては収入)が2億円とも聞けば、
泥仕合の間のコストは返上してよねっていうのが素直な国民感情。
その意味で、いち早く解党して政党交付金を国庫返上しますって・・・真意はともかく
納税者の琴線をくすぐる・・・さすがに喧嘩上手な・・・○○さん(笑)
さて、893さんは「任意団体」である。
組事務所の所在地で登記し、法人となるって・・・聞いたことがない。
そもそも公序良俗に反する存在で法人登記が認められるはずがない。
しかし、政党の場合・・・(ちょっと不確かなんですが)
例の政党交付金の根拠法によれば・・・・
・中央選挙管理委員会の確認を受けた政党は登記を行うことができ
・登記を行うことで法人となる
ということのようです。
もっとも、登記を行うことが政党の要件ではない(政治資金規正法)のですが、
法人格がないとなにかと不便ですから、政党交付金をもらえるような要件(一定の国会議員を抱える等)に
該当するような政党は基本的には「法人」だとおもっていい。
法人である以上「解散・・解党」もできます。
しかし、内部分裂で勝手に除名したり、一方的に解党宣言をしたり・・・
組織である以上、まずもって社会常識に合致した自治の世界であるべきであり、
意見の一致を見ないから「司法の判断」ってありかも知れませんが、まことに恥ずかしい。
地位確認の訴えとか決議不存在の訴えとか・・・まあなんでもできますが、裁判だって国費の費消である。
これ以上税金の浪費はやめてほしい(苦笑)
腐敗堕落
ポピュリズム
自浄作用の欠如 ・・・立憲政治発足以来なにかと政治不信の材料には事欠かなかったが、
ここまで当事者能力を喪失すれば「劣化」という言葉すら綺麗事に聞こえる。
明治の近代立憲政治は大政翼賛会をもって、その命脈を断つに至った。
その間50年。
戦後の立憲政治は、55年体制から起算し、民主党政権までざっと50ないし60年・・・・
おもえば、しばらく前から賞味どころじゃなく消費期限切れだったんですよ。
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