2015年11月24日火曜日
ホームバンキングの時代は長閑だった
あれやこれやと小うるさいことも言ってきますが、あまり効果的とも思えない。
個人のみならず企業まで被害に合うに及んで、金融庁のお達しでもあったのでしょう・・・
面倒なことを言ってきます。
企業のインターネットバンキングは、使用できるPCを限定するために
電子証明書を発行しますが、PCそのものを乗っ取られると、全く効果が無い。
なもんで大手金融機関は「IC認証方式」を推奨していますが、地銀クラスはまだまだのようです。
これはこれで効果ありですが、問題は「第二暗証番号」を都度生成する
トークンデバイス方式。
本当に効果がありますかねえ?
金融機関単位に全て調べたわけではないが、
ワントランザクション単位の使い捨て方式
ログインからログアウトまで何度でも使用できる方式
が併存するようです。
またトランザクションの種類で両者を使い分ける方式もあるみたい。
後者の場合(あまり報道がされなかったが)今年のはじめころ
欧州で凄まじい被害が発生したはずなのでいささか不安がいっぱい。
いちいちトークンデバイスを持ち歩く必要があり、これまた面倒なこと
そんな面倒なことより、お手軽な対策がいくらでもありますがねえ・・・
おすすめしているのが「音声パスワード」
これって本当に優れもの(笑)
ワントランザクション単位にPCから第二暗証番号を請求すれば、予め登録した
モバイルフォーンとか宅電に電話連絡してくれる仕組み。
PCとは全く別なデバイスを使いますから安全だし、そもそもデバイスコストが不要
知りうる限り、ブレイクされた事例はないが、利用している金融機関が少ない。
もっと単純な方法があって「即時振込」が出来ない方法(翌日振込み方式限定)
振込処理がなされると通知メールが飛んできて・・・不審に思えば金融機関に
お電話をして、処理を一時停止させる。
企業向けのサービスとしては存在しますが、個人用では余り聞きません。
事後的に通知メールが来る仕組みはあります。
更に簡単なのが、新規の振込先登録はオンラインで出来ないってやり方。
しかしいちいち窓口に出向くのは本当に面倒です。
一日あたりの振込可能金額のキャップを下げるってありますが、これはこれで不便なことが多い。
まあ、くすねられて困るような金額を普通口座に置いておかないことですし、
便利だからって貸越枠なんか設定しないのが一番安全。
まあ、日本国内の詐欺口座への振込であれば、引き出し限度がありますが、
海外送金だと青天井。
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