2015年11月8日日曜日
いま、紀州が観光ランキング急上昇だとか・・・
この時期、東京では華々しく「東京国際映画祭」なるものが開催されていましたが、
関係者の努力にもかかわらず、空虚な洞窟感。
そろそろ30年経過するのに、成長が見られません。
お声がかかれば、知恵も汗も出してあげてもいいが、
そんなことよりもこの時期は片田舎の映画祭に足を運ぶ方が楽しいのです
第九回田辺弁慶映画祭
はっきり言って、映画文化不毛の地になぜだか「新人の登竜門」みたいな映画コンペがある。
誘致され、開催されている理由は別にあるのですが、さておき・・・
今年も(第七回以来ですが)映検審査委員として、厳正な審査を行うために、はるばると東京から
足を運んだのです。
エイケンといえば「英語検定」と間違えられる程度の知名度ですが、
言ってみれば「プロ映画鑑賞家」に相応しいと認定されたということ
愛と笑いと涙に感動し、一時の陶酔に浸り現実逃避をするような映画ファンとは一線と画すマニア集団。
昨年は予定を開けて待っていたのですが、お座敷がかからず・・・
やっぱり、前回審査過程でのエキセントリックな態度が影響したのかっておもいきや・・・
審査員候補に選ばれ、送付した映画批評を審査した結果審査員に内定
どういうプロセスなのかは全くわかりません。
コンペティション参加作品は八本
あまりな長尺はないとはいえ、一日半かなりな苦行を強いられます。
主義主張素材に全く共感しない作品であっても、製作者たちの「思い」がこもったもの
居眠りをするとか粗末に鑑賞をすると申し訳ない。
そうはいっても、この映画祭の特徴は、映画業界人、映検審査員、市民がそれぞれに賞を選ぶという
ユニークさが売り物。
さすれば、映画鑑賞のプロはこのような映画を推奨するのかってところを見せつけてこそナンボ
そうです・・・!
陶酔
倒錯
耽美
琴線に触れる作品が登場すると嬉しいのですが・・・・・
ちなみに田辺市は・・・平成の大合併で、海岸線から奈良県との県境に至るまでの大規模市(面積のはなし)となり、
熊野古道、龍神温泉、天神崎・・・と観光ネタには事欠かない。
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