2015年12月28日月曜日
ほんとうでこれで「終わり」です・・・・?
信念だとか信条だか・・・なんとも堅苦しいタイトルが・・・
と思ったが、単に「苗字」かあ(苦笑)
多少のメタファーも込めてんでしょうが・・・
76年のこの「アメリカンドリーム」は、
才能と努力と本人の魅力に加えて運だかつきだけかどうかは知らない。
なんだか闇の力学とか口にするにも憚れるような事があったかどうか・・・誰にもわからない。
なんにしても、しがないアダルトシネマの男優が一躍ヒーローになり、
富と名声を手に入れたってことは間違いない。
国家の責任でフィルムは永久保存されることになった。
たった百万ドルの制作費で興収1億ドルですから、もう一匹泥鰌を狙わないほうがどうかしている。
79年に続編。
制作費は激増しましたが、それなりに美味しいビジネスにもなりました。
三部作って座りがいいものですから、これで終わりのはずだったエピソード3(82年製作)
これまた成功です。
国民的人気の頂点から落ちた偶像へ・・そこからまた這い上がる不屈のってアメリカンは大好きです。
骨の髄までしゃぶるのが美味しいって思ったのか、85年にエピソード4
なんだか政治的な臭さもありますが、今思えば「伏線まみれ」
興行人気は凄かったが、作品的にはどうですかねえ・・・
ところがなんと90年にエピソード5
最後のドラマって触れ込みですが、何度もこれが最後って言い草で騙されてきました。
シカゴの映画館で見ましたが、字幕がないせいでもなく・・・つまんなかった。
作品的にも興行的にも惨敗
16年も立ってから「ファイナル」ってまたまた登場
パンチドランカーになって引退したはずが、またリングに復活するって、ご都合主義の極み
髪の色を黒に染め、顔のシワを化粧でごまかし、まるで斎藤別当実盛みたい(笑)
映画批評的には好評だったらしいが・・・これはお追従ってことでしょう。
あれから十年
まさかと思ったエピソード7
スピンオフ作品ですが、過去の重要なモチーフがてんこ盛り。
あのアポロの愛人の子供のトレーナーをやるって?
無名の若者が最強のチャンプと12ラウンドの激闘をやるって?
星条旗模様のトランクスが登場するって?
名セリフ「エイドリアン!」はないが、代わりに・・・ビアンカ!!
フィラの街を激走する主人公を追いかける子供たち・・じゃなくてバイク群
主演は、マイケル・ジョーダン・・・(笑)
当然同姓同名です。
批評家からは好評らしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿