2016年3月26日土曜日
インフルや花粉症よりも怖いもの
被害にあいましたって悲鳴が余り聞こえなんですが・・・
予防策をみなさんうまくやってんでしょうか?
それとも、騙されて恥ずかしいから言わないのでしょうか(ご老人の振り込め詐欺被害と同じ)
もはやそんじょそこらの対策じゃ防げないレベルに来ています。
たまたま毒牙にかからなかっただけかな
昨年度の被害総額(不正送金被害)は、30億円を越えました(当然認知額だけです)
法人の被害が増えてまして、脇の甘い個人に拮抗してます。
なりすましメールに騙されて、指定されたネット口座に振り込む・・・・
国内ならば、引き出し上限額規制の関係で被害額の上限がきまるが、
海外送金ともなれば理屈では青天井。
よくよくみれば、こんな手口にひっかるかねえ・・・
自分のPCが乗っ取られて、リモートで知らないうちに送金しちゃってた・・・って
これは魯鈍ってもんです。
カネメで済むうちはいいが、ランサムウェアで「データを人質」に取られる。
個々のPCの内蔵データ程度ならばさておき、ファイルサーバーそのものを拉致されると・・・
会社死ね!ってことになる。
PCを使う個人のリテラシーは様々なレベル。
一番バカのレベルが会社の防御レベルを規定してしまいます。
マルウエア(犯罪目的の悪意あるソフトウエア)をばらまくためのサイトにアクセスしちゃった
全うなサイトにマルウエアを仕掛けられた(被害者が加害者になり、場合によっては損害賠償請求訴訟の被告になる)
不審らしからぬメールの添付ファイルが罠だった(ドメインやファイルの拡張子で判断できるレベルじゃない)
ウイルス対策ソフトの防御は限定的
未知の病原菌には無力ってだれでも判る。
不審なファイルを見かけたら開封せずに削除しましょう・・・・なんてご指導は間違いなのよ(苦笑)
既知のマルウエアならそれでもいいが(既知かどうかは開けてみないとわからない)
ヘタすれば、新たな「脅威」の発見が遅れることにもなり、人類全体への敵対行為に等しい。
ほぼ究極にちかい対策はあるにはあるが・・・・ちょっとコストがかかり過ぎるが、方法は簡単なんです。
ドアは開けない
ドアから本人は出ない
用があれば、モニターTV越しに対応する
宅配物はその場で開梱させる
見慣れないお兄さんは、無視する
普通にやってる防犯対策ですよ(笑)
もっとも、近所付き合いでなにかと支障がでますが、その程度と看過するかどうかということ。
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