2016年4月26日火曜日
雄弁は金以上(笑)
ヨロンとセロンは似て非なるものとは、過去から言い続けている。
輿論、世論と書けば「何が違う?」と思うだろうが、有識者の説明によれば・・・
パブリックオピニオン
パブリックセンシティブ というほどの違いがあるという。
世の中には、マジョリティとマイノリティがいる。
多数の意見だから正しいという保証も確信もないが、とりあえず「民意」というのものは良し悪しとは別だと考えるほうがいい。
困ったことに(というべきか本来そういうものだということか)、
マジョリティとマイノリティのはそれぞれ「形容詞」がつく。
某氏の用語を拝借しますと......
サイレント
ノイジー(アジテイティドという方が適語と個人的には)
ここでお得意の四象限マップが登場するのですが
サイレントマジョリティ(世間の一般傾向)
ノイジーマジョリティ (多数派はことさら言挙げするものではないから、いささか希少種)
サイレントマイノリティ(世の中を多少斜めに見ている高踏皮肉屋)
ノイジーマイノリティ (自虐的をバネにする一番困った意識が高いと思っている困った存在)
民意なる世の中の一般傾向なり正しかるべき真実なりを伝えることは難しい。
ことさらに声を上げない民草の意見(思い)はどこにも誰にも届かない(伝わらない)
しかし、困ったことに伝播すれば「オピニオン」らしく見えてくる。
世の中「言ったもん勝ち」とけだし名言である。
韓非子も「三人市(都会)に虎を成す」と言っています。
嘘だって何度も繰り返せば本当らしく見えてくる。
世の中の罪悪のうちで最大のものが「ノイジーマイノリティ」
疎外閉塞差別されているという被害者意識がよりスピーカーの音量を上げ、
物言いが鬼面人を嚇すが如くなため注目もされる。
月並みな真理よりも、大仰な妄言のほうが面白いに決まっている。
面白くなければ新聞は売れないし、TVもチャンネルを合わせてもらえない。
マスコミのお墨付きを得た途端に、センシティブがオピニオンになる。
ここに「マスゴミ」なる存在と「市民」なるプロ扇動家の共同謀議が完成する。
無知の善意は危険であるが、本当に危険なのは、その背後の「扇動家」。
どうも(詳しく調べたわけではないが)・・・「反〇〇〇」と名がつけばなんにでも手を出し、口を出す傾向らしい。
子宮頸癌ワクチン、原発、MGO、安保法制、オスプレイ、自衛隊・・・それぞれに反対の理由はあるだろうが、
すべからくじゅじゅつなぎってことろはよくわからない。
たぶんですが、主義主張と無関係に反対派を糾合さえ出来ればなんでもいい。
不安や危惧に浸入するウィルスに似ている。
下手な鉄砲も数うちゃ中るってことなんだろうと思いますが、昔のように
正々堂々と共産主義社会を作ろう!と言ってくれると分かりやすいのですか、
狡猾にも最近の左翼活動はマフィア化したようです。
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