2016年8月21日日曜日
あれから「四半世紀」
1992年製作のアメリカン青春映画。いわゆる「学園もの」です。
成長株になるだろうって期待をこめて(とりあえずギャラは安い)束で使えばいい。
北米での興行収入は15百万ドル。
大ヒットというわけにはいかなかったようです。
どういう基準で彼らを選んだのかよくわかりませんが、エンドロールの順番に並べると・・・・
ブレンダン・フレイザー(主人公の下流階級からのスポーツ特待生でユダヤ人)
マット・デイモン(WAPSなエリート)
クリス・オドネル(良識のあるエリートって役柄)
ランダル・バティンコフ(記憶なし。今ではフェードアウト)
コール・ハウザー(成績不良なおちこぼれ役)
ベン・アフレック(さしたる印象なし)
アンソニー・ラップ(反ユダヤ主義者)
以下略・・・・
時は50年代前半
舞台は東海岸の名門ハイスクール。
アイビーリーグへの登竜門ですが、エリート臭くスノブな嫌な感じの学校です。
主人公は、QBとして大活躍し赤丸急上昇な順調な学園生活ですが、
ふとしたことでユダヤ人であることが暴露され、交友関係がギクシャクし、あまつさえカンニングの疑いまでかけられてしまう・・・・・
当然ながら青春もので多少「ミセル」のは、苦い結末と相場が決まっています。
日本公開タイトルは「青春の輝き」
カーペンターズみたいですねえ(苦笑)
さあ・・・あれから四半世紀たちましたが、みんなどうなったのでしょうか?
フレイザーは「ハムラプトラシリーズ」なんかで一応センターやってますが、一流ってわけじゃない。
オドネルもイカス!パチーノと共演したときもエリート高校生だったが、この手の役柄だけで光るようでは・・・・
アフレックねえ・・・・・バットマンシリーズの契約が残っているはずだから、大アトラクション映画にはこれからも登場するんでしょう。
デイモンは、オオバケしました。
今を知っているからってこともありますが、屈曲した名門の一員の雰囲気がなかなか良い。
あの「紳士協定」のように、ユダヤ人差別を中心にすえるものではないが、そういう時代だったということです。
アフリカン相手みたいに露骨に差別しないだけより陰湿ってことですねえ。
最近は、露骨に差別的言辞を弄するようですので、多少は社会が成熟したのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿