映像表現の新しい潮流を賀ぐなら、ちゃんとドイツ語で固有名詞化しなかったところに不幸がある。
まるで「アメリカン」ニューシネマという言葉を借りてきただけ
ヌーベルバーグ
ネオリスモズ
ちゃんと命名されれば、その後も映画産業それなりだったのですよ・・・・
今のドイツ映画は、潮流としては見る影もないと思います。
ジャーマンニューシネマの残党が、老骨に鞭打って頑張る姿はいささか痛ましい。
シューレンドルフ 77歳
フォン・トロッタ 74歳
最後の残党でしょうかねえ。
かつてはプライベートでも同志だったのですよ。
ノスタルジアはさておいても、なんとも泣きたくなるような邦題
なんとかの世界って事らしいが、もうすこしなんとかならなかったのですかねえ
オリジナルタイトルは・・・
Die abhandene Welt
意味がよくわかりませんっていうか形容詞の意味がわからない(苦笑)
確かに、METのプリマがドイツで売れない歌手であるヒロインの一年前に亡くなった母親そっくりっていうしつらえはその通りだが、
その通り説明的にタイトルにするもんではない。
宣伝部門の不思議なセンスのおかげで、良質なミステリーがドサ廻り中ではないか(公開方法を見るに相当に苦し紛れ)
力量のある女性監督ですから、ツボは外さない。
何を書いてもネタバレになりそうだから、全て封印(笑)
オンナがいて、友人女性がいて、オンナの夫には兄がいて、ほぼ同世代の歌を志す二人のヒロイン・・・になんだか音楽業界人がからむ
いろんな物語が空想できるでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿