素直に・・・というか無意識に「ハッピークリスマス!」と言っている時代はシンプルだった。
理屈っぽく言えば、
クリスマス=キリスト+マス(礼拝)という意味らしいから、非クリスチャンにとっては宗教的侵害である。
キリストを信じる西洋人だけがセンターに座る時代が終わり、多極化時代だと思えば、普遍的な振る舞いが要求されても
致し方ない・・・と思うかどうか
今や、ハッピーホリデー! と言わねばならないらしい。
アメリカンでは、十二月は、ユダヤにとってはハヌカのお祭り、アフリカンはクワンダの祭典。
どんなものかよく知りませんし、どの程度普及しているかも知らない。
少なくとも、映画に登場したという記憶は皆無。
さらに言えば、イスラム系やアジア系はどうする・・・・ホリデーですらない。
知恵者は何処にでもいるようでして
ハッピーウインター!
ワクワクウキウキする時期だと、なんでもこの言い方が流用できますねえ😇
超意訳を試みれば.......ええお日柄どすなあ(笑)
相手の立場を慮るってスタンスからすれば、
相手の立場に立っての挨拶の仕方が美しい所作であるっていうのが倭の精神。
宗教に鈍感だとか理解が足らんとか言われる筋合いがない。
この点に関しては、新渡戸稲造先生が悩み抜き「武士道」なる名著でその精神性の高さを実証してくれていますので
安心すればいい。
もっとも、読んだことはおろか知りもしない・・・と言われればそれは論外。
しかし、生き馬の目を抜くような国際社会では通用しない寛容の精神です。
しかし、宗教の不寛容性が前に出る時代は、歴史的もあまりよろしくない時代と言えます。
そう思えば、来年も不幸な時代が続くのですよ。
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