2017年2月2日木曜日
忘れてしまいたい事や・・
ある司法関係者の論文・・・というほどのことはなく周辺雑記程度
AIが蔓延っても、倭国の司法はヒトザル支配が継続するという関係者には有難い話(笑)
理由は簡単で、判例のDB化が遅れており、判決動向のアルゴリズムに耐えないという単純なこと。
ネットに登場する判決は異端系ばかりですから決して保守本流じゃないですよ。
じゃあ人手かけてスキャンすればいいじゃないかって事になるのですが、
戦前は花仙紙みたいな微妙な紙に書かれてますので、デジタル化は大変だそうです・・・
しかし、関係者以外にはありがたくない話で、法律問題を抱えた一般市民の悩みにPCでは
解決できないという事。
わざわざ、弁護士会の無料相談に足を運びますかねえ
実のところ、蝸牛庵はAIには懐疑的です。
時代が変われば判断も変わるという事を何処までアルゴリズムに織り込んでくれるか・・・まず無理だろうって事です。
百年前にプライバシーの侵害なんて訴えると、松沢病院にほうりこまれたとおもいますよ・・・・と毎度の長い枕(笑)
先日の最高裁小法廷判決。
忘れられたい権利を認めよ!ってある意味画期的な訴え
中身といえば、ご自身が犯したJK猥褻事件・・・・まあいつまでも彼方此方で散見されると恥ずかしいだろうが、
この手の話に時効はない。
パンツ盗んだ北陸辺りの大臣の恥業と同じ(笑)
注記 下級審を含め判決要旨が手に入りませんので以下の論旨はお馬鹿マスコミの記事に依存します。
下級審では認めたらしい「画期的な判決」だと持ち上げる向きもありますが、
ややもすると、退官まじかの判事は鬼面ヒトザルを驚愕させる判決を書くのですよ。
体制に逆らってまで信念を貫いたかどうか・・・その辺を見極めませんと画期的なと言えるかどうか・・・
案の定控訴審では排除。
最高裁も小法廷ですので、結果は明らか。
表現の自由はプライバシー保護に一般的には優先されるという・・・まあ当たり前のことが確認されました。
最高裁も「忘れられる権利」に関して否定したわけでなく黙殺したようです。
もう少し時代の流れを観ようという事でしょうが、欧州に比べると十年くらい遅れてるって感じです。
実際上の話をすれば・・・・オトシマエには時効はないのですよ。
検察庁の前科調書なる文書には刑罰を受けた事実は子々孫々に至るまで消えることはない。
他方自治体の作成する犯罪人名簿も有りますが、こっちは刑の言い渡しの効力の失効により削除されるが
刑の言い渡し自体を抹消するものではない・・・というのが最高裁の立場。
簡単に「忘れられる権利」と言いますが、真面目に考えると司法行政上からも難問だと思うのですよ。
もっとも重要情報として厳重に管理されている・・・・はずです。
十年くらい前のチンピラ議員時代の雑文の言葉尻を捉えて、あげつらう責任野党の党首なんか見てますと
どちらも哀れで貧相でこれが選良かと涙が出ますねえ。
原理原則はそうであっても、建設的でもないので・・・
そこで提案
サンセットクローズ(自動削除設定)をディフォルトでセットしまでょう・・・っていうかそういうSNSの仕組みにするように
運営会社にはたらきかけましょう。
いまでも公開範囲の設定が自由に出来るわけですから難しくはない。
ディフォルト期間をどうするかは任せます。
自分で長くも短くも変更できるようにしてください。
そう言えば、むかしお世話になったサイトの掲載情報はどうなったかなあ?
信じ難いことに掲載された情報の財産権は俺(サイト運営会社)のモノって傲慢な態度で・・・
いまどきそんな理屈通用するかよ(笑)
規約の使用許諾で同意すればなんでも有りなんて考えているようじゃあまりにおバカさん。
だっから会社潰しかけたのよ!・・・・あれ?潰れたんだっけ
0 件のコメント:
コメントを投稿