おとなりのおばさん二人
暇人らしく、そこそこ映画は見ているようだが鑑賞マナーが悪い(典型的なオオサカのオバちゃん)
なんや、ラ・ラ・ランドの方が上やんか
パセンジャーもよかったがな
価値観ではなく、話題だけで観る映画をチョイスしている事がありあり
別に馬鹿にはしていないが・・・
初日とは言え平日の午後にこの入りは慶賀の至り
オスカー作品賞にでも選ばれないと小屋にも掛からなかった小品。
たった150万ドルでオスカーを釣り上げ、全世界で3000万ドルくらいな興収。
これはある種のブラックムービーですよ。
黒人が主人公というだけでなく、描かれる世界がブラックだけ、画面にもブラックだけ・・と徹底しています。
しかし、従前ありげな黒人社会における「怒り、憎悪、バイオレンス」を描くことよりも、
何処にでもありげな感情・心情を中心にすえたことで
批評家も絶賛したのでしょう。
もっとも、ある有名アフリカンムービースターは「オスカー欲しさの釣り餌」と辛辣です。
ホワイトオスカーへの反撥が無ければ(監督は声を荒げて反論していますが)かすらなかったことはありあり。
良い映画だから作品賞をとれるってことじゃ無い・・・が、悪い映画は基本ノミネートもされません
アカデミー賞史の重要なエピソードとしては残るでしょうが、歴代ランキングの評価はなんとも言えない。
言えることは、主人公の母親役をやったナオミハリスは、キャリアに残る演技でした。
たった三日間の撮影期間だったそうですが、
ちゃんとサポーティングアクトレスノミネート!って美味しいなあ。
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