切り身や片身がダメとは言わないが、お魚は丸ごとに限る。
活魚の姿蒸し香港風
アクアパッツァ
なんかが豪快だし、ことさらこむづかしい訳でもない。
黙々と骨を丁寧にはずし、身をせせり、きれいに「猫またぎ」にする。
残った出し汁は「猫まんま」にしてもいいし、パスタのトッピングに使うもよし...
後には何も残らないのがいい。
ところがである!
猫またぎとは、いかでお魚大好きニャンコちゃんも、
シャブルところがなにもないまでにキレイに丸魚を賞味することの意味のはずだが、
ところ変われば、ネコも喰わない不味い魚のことらしい。
猫まんまもそうだが、ネコがらみの成句には多様性がある(^^)
確かにお猫さまだって、魚と名がつけば何にでも飛びつく訳ではない。
我が家の駄猫も、鰹節は好物だが鯖節には見向きもしない。
煮干も出汁をとったあとも同じこと。
食文化は上方にかぎる...と断定的には言わないが、
こちら辺りには、ネコも喰わない不味い魚なんか...有りはしない。
いや、あるのかもしれないが、
まともな魚屋や付け台の前のガラスケースにはならばない。
そう言えば...
小洒落た寿司屋の付け台で、板前さん相手に刺身は水洗いすると
味がよくなる!と力説するマダムがいたなあ(^^)
テレビの受け売りをプロ相手に自慢げに披歴するとは相当なものだし、
スーパーの魚しか食うたことがないのだ!
たしかに運動不足な養殖魚は、肥満体でアブラがのりすぎて
多少洗い流すとマシにはなります。
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