2018年2月24日土曜日
働かせ方改革
案の定、瑣末なところが蟻の一穴になりました。
まず「働き方」改革と称したことが蹉跌。
自分の裁量で「働き方」を自律的に制御できる労働者は極めて少数である。
つまり、働かせ方を変えないと世の中は変わらない。
いまそこにある危機は「中長期的な良質な労働力不足」であり、
その対処こそが、改革(対策)の本丸。
労働時間規制
裁量労働
正規非正規格差是正
が最も効果的....なのか?と疑問に思わないのが不思議。
まずもって
生産性の向上
労働供給力の拡大(潜在労働力の活用、出生率向上、移民等)
...だとは犬畜生(曾てはオンナコドモなんて差別用語を駆使したが...さすがによろしくなく)
でも分かることだ。
更に言えば生産性向上が最優先である。
10人月の仕事が半分で出来れば、その効果は計り知れない。
なにぶん倭国の労働生産性の低さには定評がある。
つまり、対策の効果性が高いことも、これまた犬畜生でも分かる。
長い通勤時間や無駄な会議、時間のかかる意思決定システムやら
枚挙にいとまなく、IT化の遅れあるいは稚拙な導入...
知恵だけでもできるが、まずは生産性向上投資減税!!
例えば...
デスクワークを立ってやるようにデスクを変える。
シリコンバレーでは珍しくないそうです。
たてば体幹は鍛えられるし、長時間労働は無理。
会議だってスタンダップ。
在宅勤務が当たり前で!オフィスの個人デスクは取り上げる。
座らすとヒトザルはろくな事を考えない
だから、小人閑居し不善を...という(^^)
在宅勤務をやっている事が話題になるようでは、
これはいつの時代だ?
旧石器時代でしょう。
勤務の概念を変えませんとねえ
会社にいる事が勤務でなく、仕事をしていることが勤務なのです。
ハイヤー並に通勤時間も労働時間に算入しましょうか?
現場は、ホワイトカラーとはちがいますから、
ひたすら省力化!
省力化投資なんか劇的な繰延償却をやればいいのです。
御老人を死ぬまでこき使うなんて生涯ベースの長時間労働の
推進だと思わないねかね?
言うことが矛盾している。
家庭に引っ込んだ主婦を労働現場に引きずり出す前に
やる事はいくらでもある。
現状、受刑者の数は七万人強。
毎年その半数近くが保釈されますが、
更に保釈のうち満期保釈は半数に満たない。
仮保釈の理由は様々あるが、本人事情なんかは判決時点で考慮すみ
更に考慮する必要もないし、再犯率も高い。
満期保釈まで、とことん勤労奉仕でこき使えばいいのです。
仮釈放の隠れたる理由が、受刑コストの低減だと言われています。
コスト意識の錯覚だと思わないのかねえ。
とかなんとか、的外れな政策論議には飽き飽きするし、
同じ土俵で気の利いた批判をやっているつもりのメディアにも
同様。
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