2018年2月25日日曜日
ワシントンポスト
ちょっと長いが、最高裁判決要旨の一部ですから、趣旨を正確に...
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報道機関が公務員に対し秘密を漏示するようにそそのかしたからといつて、直ちに当該行為の違法性が推定されるものではなく、それが真に報道の目的からでたものであり、その手段・方法が法秩序全体の精神に照らし相当なものとして社会観念上是認されるものである限りは、実質的に違法性を欠き正当な業務行為である。
当初から秘密文書を入手するための手段として利用する意図で女性の公務員と肉体関係を持ち、同女が右関係のため被告人の依頼を拒み難い心理状態に陥つたことに乗じて秘密文書を持ち出させたなど取材対象者の人格を著しく蹂躪した本件取材行為(判文参照)は、正当な取材活動の範囲を逸脱するものである。
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沖縄密約文書漏洩に関わる裁判こそ吐き気がでそうな醜悪なものはない。
今では、被告であった政治部記者は悲劇のヒーローとされるが、
彼の取材方法等はジャーナリストの王道を余りにも逸脱している。
新聞記者の戦場は紙面のはずだが、野党の質問材料の収集下請に堕してしまった。
利用された人妻事務官はお気の毒とした言いようがない。
不倫とはいえ、単に騙されたのか、脅されたのかはたまた...
因みに窮地の政府を救ったのが、週刊新潮の不倫スクープ。
所詮、真実の追求、報道の自由、民主主義の理念よりも
オトコオンナのドロドロ劇の方が蜜の味。
これが民度
しかし、最近流行りの不倫「謝罪」記者会見みたいな場で
かの蓮見事務官が
配偶者に対する不貞については罪万死に値しますが、
国民に対する真実の開示
知る権利と報道の自由の守護
加えて西山記者への愛情
から、あえてこの身は泥田にまみれても....
なんて言えば(要するに居直り)どうなったか?
肝心の相手に誠実さがないから無駄かも
この野心家の記者のおかげで特定機密保護法制定の機運が
高まったようなものでもある。
判決自体は、悪名高い岸盛一裁判官の小法廷によるが、
報道の自由に関する部分は、常識的な見解。
しかし、秘密漏洩の教唆は正当業務であっても、
秘密漏示行為自体は国家公務員法違反なんでしょうねえ。
政府としては不満の残るところで、前述の経緯に至るのです。
翻って、ペンタゴンペーパー
あのスクープは、NYTだと思っていた。
今調べるにワシントンポストも追従したらしい。
でも、最初の一撃が一番値打ちがあるとおもうのですが...
キワモノ映画だと決めつけていますので、
死ぬほどヒマでも無ければ多分シネコンに足を運ばない。
ストリープがノミネートされるのは毎度の事ですが、
スピルバーグは、オスカーノミネートをほくそ笑んでいるに違いない。
この辺の憤懣は過去ネタですから、くりかえしません。
同時に、身を呈して真実を明らかにしたFBI高官の映画化作品も
ロードショー。
こちらは魂魄となっても観に行く(キッパリ)
知りませんでしたが、WPはアマゾンのオーナーの個人資産
になっているそうです。
お値段は、二億五千万ドル
高いか安いか?
何故に化石みたいな事業に手を出したか?
あの毎日新聞なんかには買い手はつかないのは確かだが...
多少西山記者の弁護をすれば、新聞掲載を上層部がビビったのかも知れず、
止む無く横路や楢崎に材料を渡したのか?
しかし、政治部記者のくせに政治家の質を見る目がない。
拉致問題もそうだが、沈黙し体をかわしているだけの泡沫政党。
泡沫になるだけの理由があったのです。
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