遠路はるばるデカがやってきた！

見た目、スマートな営業マン風。
刑事は二人一組で捜査に来ると聞いていたが、リクルートファッションで一人だけ
警察手帳を出し・・・とっ言っても手帳じゃないが・・身分証明書。
見せるだけって、あれですから、こっちも名刺を出す（だせば刑事も名刺を出す）

うんちゃら県〇〇警察署生活安全刑事課強行盗犯係
なんとか巡査長

地検特捜部とかだと・・・身に覚えもあるが（・・・ウソですよ）
長閑な田舎警察らしく、生活安全課と刑事課が一緒になっている。
事前に寒村陋屋を所轄する警察署に仁義をきってからのご登場。
なんかイレジエされてきたのか、丁寧な物腰です。

つまんない話ですが、我が家の遊休土地活用と近隣の利便性の観点から
多少の貸しガレージがある。
最近は家財収納とか建設資材の保管庫で結構重宝されてます。
保証金と出せとか連帯保証人をつけろとか・・・面倒なことを言いませんから（契約書は一応義務化して嫌と言えないようにしています）
入れ替わり立ち代わり店子がやってくる。
印紙税を払いたくないから「差入書方式」の契約書
そのオトコは２月の中旬にやってきて、文句も言わず署名捺印をし当月分の賃料を払い・・・姿をくらました。
今月中に来月分を払ってもらうのが、約束だが・・・って思案中にデカがやってきた訳。

どうも、マルボウでも前科者でもなさそうだが、窃盗の常習犯らしい。
盗品を我がガレージに隠匿しているのでしょう。
司法職員としては家宅捜索には裁判所の令状が必要だし、大家の了解なり立ち合いが必要らしいので
その辺の打診なり要請に来たということだ。

まあ、大家は必要と判断すれば催告なしにいつでも立ち入れるように契約書は巻いているし、
そもそも当月分（３月分）の賃料の未収は困る。
３月中に信頼性破壊の法理に従い即日解約するから、まずもって新しい店子を探そう。
放置された金目のものは任意処分もできるようにしてあるから、今晩でもこっそりと下見をするかなあ（笑）
むろん明らかな盗品には手出しはできないが・・・
必要により鑑識も同行するらしいので、指紋が残らないように・・・・
今日は月夜の夜じゃないよねえ。