2018年10月18日木曜日
働かせ改革だとかなんだか
愛されることを期待せずただ恐れられる存在の上司は、どうしてプラダをまとうのか?
まあ映画のなかのはなしですから、プロダクトプレイスメントだけの事かもしれません。
セゾンの中の内密の話しですから協力したがらないブランドもあっただろうって今更ながらに思うのですよ
プラダを着た悪魔
プライムは役に立ちます。
協力したメゾンやファッション関係者の名前の一覧が面白い
エンドロールの確認のためだけにツタヤにいくほどのリキはない。
実は、エミリーブラントの演技確認なんですがね・・・よく見れば凄い。
オスカー常連の名大女優と芋みたいな売り出し中の若手の間で・・・見れば見るほど上手い!
中間管理職で輝きを出すって上と下が凄いと難しいって当たり前ですが、
その中で自己アッピールが出来てます。
痛みスレスレのかわいい演技。
はやくオスカーあげればいいのにって、プロ目線はそう思います。
この映画って、アンハサウェイが主演だと思ってましたが、
実はメリルストリープなのですねえ。
タイトルロールを見ても気の使い方がわかります。
これって超実力派の上司と有能な若手スタッフの過重労働劇ですよ。
ファッション業界のバックステージものって錯覚するようじゃ映画見る資格は無い・・・(失礼します・・・笑)
無能な・・・とあえて断定的に言いますが、上司と優秀であったと思われる新人の不幸な死亡事故の報道におもいやり、しばし考え込みます。
仕事で25時間、週に八日は働くのは当たり前・・・・って育ち方しているのがアタシ達の世代。
これはあくまで「仕事」の話です。
仮に「作業」であれば、労働時間がその半分でももたない。
理由は別のところで書きました。
特に我儘な蝸牛庵は言うに及ばず。
半世紀弱の労働者生活でしたが、上司に恵まれた。
尊敬に値するとまでは言えるのは数は本当に限られますが、
だれもが好き勝手に仕事をさせてくれました。
やっぱり、人材豊富な企業だったのです(過去形)
有能な上司の定義は・・・簡単です。
疑いては使うなかれ
使いては疑うなかれ
ねっ、簡単でしょう
従って、優秀な部下の定義も簡単ですね。
蝸牛庵の上司は、仕事が楽だったと思いますよ。
その仕事が気に入れば、気に入らなければそれはそれなりに好きなやり方で時間を惜しまず働くパフォーマンスのいい部下がいたんですから(笑)
どうも、労務マネージメントが変質・・はっきり言えば誤謬だらけになったのでしょう。
ナンダカンダと言いますが、労働の悦びを与えるってことが出来なくなった。
ノルマ達成のプロセス管理だと勘違いしているのですよ。
多分、管理職も仕事の管理の醍醐味を味わっていない。
君臨も統治もしないのに、物事が前に進んで行くって楽しいことです。
お互い不幸です。
誤解を恐れずに言えば「労働は、魂を解放し、自由に朝焼けの空に飛翔」させます。
あの絶滅収容所の入り口の看板がどうしてそうなのかは理解できてませんが、
純粋に職場のスローガンとしてみれば、ある種ただしかるべきことを表現しています。
安易に、死ぬ前に何故辞めないのか?なんて軽々しく口にすべきではないが、
命と引き換えに出来るような「仕事」は、すぐれて限定的であることはたしかです(尊敬する上司の口癖でした)
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