ももクロや沢田研二の楽曲がまず思い浮かぶのだろう。
50年代のポーランド派の映画なんて...
アマゾンには無いと思います
ツタヤだと無くはない
ユーチューブにもありますが、字幕なし
ポーランド映画祭でも新作ばかりだし
不幸な国の凄惨な時代の不遇の若者の物語
ナチスに抵抗したワルシャワ蜂起は赤軍の見殺しにより
殲滅され、親ソ連派政権が樹立。
劣勢の反政府派は絶望的なテロ行為へ
生き残ったもののが死者に手向けるレクイエム...
というのが、監督の弁
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松明のごとくわれの身より火花の飛び散るとき
われ知らずや、
わが身を焦がしつつ自由の身となれるを
もてるものは失わるべきさだめにあるを
残るはただ灰と、嵐のごとく深淵におちゆく混迷のみなるを
永遠の勝利の暁に、灰の底深く
燦然たるダイヤモンドの残らんことを
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映画の中で詠じられる詩の一節
厳しい検閲をよくぞクリアしたと思います。
ラストで、主人公がゴミ捨て場の様な廃墟で
野垂れ死する事で、反政府活動の無意味さをアピールしたと
強弁したらしいが、この引用詩だけみても、
テロルへの共感やテロリストの無垢な魂が垣間見えます。
多分検閲官は「隠れキリスタン」だったのですよ。
シネコンの平日
一回だけの上映には
オールドアナキストの残党みたいな連中が疎らに
旧作ばかりの上映シリーズですが、
いつでもどこでも観ることのできる作品の入りは上々らしいが、
サイレントマイノリティが語り継ぐような作品は...
小屋にかかるだけでも有難いと思わないとねえ。
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