2018年11月8日木曜日
イグノーベル文学賞をかたる
本家がお休みしてしまうと、こっちも休みかしら?
と思ったら、ちゃんと授与しています。
この賞は、ノーベル賞のパロディだと言われるが、それは視座が皮相と言わざるを得ない。
学問、研究、芸術的創造等ヒトザルの多岐多様な営みを斬新な視点で検証評価するものであり、
眉間に皺寄せ、顰めっ面だけが進歩と発展の原動力ではない事を力強く伝えるものであり、
遊びだけの要素ではない。
頭の固い一部からは蛇蝎のように嫌われているが、
ハーバードを挙げてのイベントの一つでもある。
学府の実力はこんなところに現れる。
アカデミー賞に対するゴールデンラズベリー賞に似てはいますが、
これよりはさらに真面目(笑)
当然ながら、両方の栄誉に輝いた学者がいることも似ています。
倭国は毎年のように、結構栄誉に輝いています。
一番を目指す事の意義のわからない御仁には理解できないのでしょう。
実用技術にしか目がいかない連中もまたしかり。
その意味で、この賞の常連であるうちは倭国の科学技術もまだ安泰なのです。
一見無駄そうで馬鹿馬鹿しいことにこそ真理が潜んでいるのです。
選ばれても授賞式に出席しない御仁もいますが、これはもったいない。
賞金が出ない。
副賞はありますが、10兆ジンバブエドル紙幣なんかって事例がありますから押して知るべし
足顎は自腹(という事は本家は出すのだ!)
というような理由は理解しますが・・・
ちなみに過去の「文学賞」ですが(興味ありげなものだけ紹介)
取り扱い説明書に関したもの(2018年の受賞作)
デニケン 古代文明と宇宙人関連説
あの「ソーカル事件」
聖書の暗号秘匿説
英国標準協会 紅茶の正しい入れ方本
ジャムスヒーン ヴェーガンの勧め
あの「ナイジェリアの手紙」
ダニエルオッペンハイマー 難しすぎる語彙を駆使すれば知的に見えるかの実証実験論文
ジョンペリー 構造化された重要事項の先延ばし理論
言っちゃなんですが、ヒトザルの未来に貢献しそうな業績は、
本家の文学賞よりも、こちらの方にあるとある種の確信を持って断言できます(笑)
しかし、実のところ洒落が分からない。
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