カンヌ国際映画祭最高の栄誉は、グランプリ...じゃなくて
パルムドール
かのコクトーのデザインによる黄金の棕櫚
従って、グランプリは金メダルではなく銀メダルに相当します。
しかし、かつてはクレカでも、ゴールドカードと言えば
加盟店がひれ伏したものだし、
マンションが買えたような気がしそうな限度設定。
その後、プラチナやらが登場し...値打ちが下がりました。
屋上屋を重ねるとはこのこと。
グランプリの上にパルムドール
ゴールドカードにはプラチナカード
ところが屋上屋上屋までとなれば、驚天動地
71回(2018年)のカンヌ
コレエダのなんとかがパルムドールに輝き
政府が黙殺したことが批判されて...
状況を正しく判断すれば、正鵠を得た対応だったとも言えるが、
文科官僚の寺脇某が官邸にいなかったから炎上してしまった。
この年の最高の栄誉は
ゴダールの「イメージブック」に対してプラチナパルムドールが
与えられた。
オスカーの名誉賞だと勘違いした向きが多いが、間違い。
作品自体コンペティション参加作品である。
特別な場合に特別な作品に送られるもので通常は該当なし
賞の権威は「該当なし」が担保する。
偉大な音楽コンクールを見れば判る。
偉大でない大会だとスポンサー集めに失敗し、
優勝賞金が出せなくなり「首席なし」はままあります。
残念ながら正しい理解がされないもので、アート系ミニシアターで
細々と上映中
第八芸術と言われる映画が総合芸術であることのイメージを
改めて教えてくれる。
絵画、音楽、文字(文章)..映画のエレメントはかくも豊穣
しかし、難解...イメージだけを掴みなさいと言われても
久しぶりにパンフレットを買った❣️
読み込んだ上で、再度スクリーンと対峙しよう。
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