2019年7月2日火曜日
実は「動かぬ証拠」を掴んだか?!
我が身可愛さに昨今の役人は詐欺を烏と平気で言いくるめるが、
本来は律儀で有能。
今回はどっちがわからないが、後者であれば、
これは大変なことなのです。
貿易に従事する一部のプロしか暁通していないが、
かつてのココム規制がはるかに複雑強固になったのが、
安全保障輸出管理
輸出規制の枠組ですが、禁輸から要輸出許可まで。
輸出許可を要する貨物は一覧化されており、大量破壊兵器の製造・
開発・貯蔵とかなんとかに使用されないことを表明する必要がある。
一覧化されていない貨物でも上記の懸念があればホワイト国以外に輸出する場合も然り。
組織的に回避したりする不届きな会社もありますが、
バレればトップのクビが飛ぶし、会社が潰れかねない。
従って介在する商人さんとしては保守的に対応せざるを得ない。
懸念三ヶ国(北朝鮮とか)なんかは先ずやらない。
今回はそのホワイト国から韓国が外れたということ
最終的な改正政省令を読まないと実際に何をどう変えるのか
判然としませんが....アタシの知識のレベルならば、
実は大変な話。
ホワイト国とは...
大量破壊兵器等に関する条約に加盟し、
輸出管理レジームに全て参加し、
キャッチオール制度を導入している国
の事であり、これらの国から大量破壊兵器の拡散が行われるおそれがないことが明白な...
合計27ヶ国です。
つまり「大量破壊兵器拡散の懸念がある」国に韓国が追加された
ということ。
日頃の言動を見ているとそうかも?とおもいますが、
確証無くしてやるはずはない(律儀で有能ならば)
WTO提訴なんて息巻いていますが「動かぬ証拠」が
白日のもとに晒されますと、経済崩壊どころでなくなる。
これからは半導体関連だけでなく、全ての輸出貨物について
北鮮に横流ししてミサイル開発なんかに使わないよね!?って
確認するって事です。
メーカーも大変だが介在する貿易商人はさらにさらに...
ホワイト国から外した本当の理由を官房長官なりが
口にする訳がないが、
望月記者が鋭く質問しないかなあ(^.^)
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