2019年9月28日土曜日
RWCから考える事
気の利いた風だが陳腐なマッピングレトリック
スポーツには四種類ある。
野蛮人のやる野蛮なスポーツ
NFLが代表例
野蛮であることと戦略的であることはなんら矛盾しない
野蛮人のやる紳士的なスポーツ
サッカーが挙げられるが、アタシは紳士的とは思わない
ヘッディングなんて知的のかけらもない
多分後述の対句に過ぎない
紳士のやる野蛮なスポーツ
ハイ!今日のお題のラグビー
ついでに、紳士のやる紳士的なスポーツもありますが、
スポーツは元来戦争の擬態ですから、斯様なものはスポーツとは言わない。
ラグビー文化が希薄な倭国での生涯に一度のRWC
大会事務局の傲慢な運営にもかかわらず、人気沸騰は慶賀の至り
更に盛り上がったかもしれないが、大会前の大事な最後の調整の時期に
電波芸者なみにメディアにチャラチャラ登場させなかったのは
逆に見識かも。
にわかラグビーファンでも構わない。
これを機に考えて欲しいことがある。
ラグビー統括団体が定義するラグビー国籍は
優れてグローバリズムである。
所属協会主義という表現が適切かどうかは別にして
政治的な意味合いでの国籍を歯牙にかけない。
その国のラグビー協会のために闘うという姿勢で判断される。
ある種画期的なんだが、思えば政治国籍なんて
近代国家が人工的に作り出した頚城である。
古代は、倭人、韓民、唐人が渾然一体と暮らしていた。
軋轢はあっただろうが、今よりは遥かにマシ。
いまや、世界の七割は二重国籍...正確には重国籍を容認する。
偏狭にも単国籍主義に固守するのは時代錯誤らしい。
中村修二博士がアメリカ国籍を取得し、南部先生も同様であるが、
聞き及ぶに、倭国を捨てたのでなく倭国から追い出された...らしい
ジュネーブの日本人会会長をやるほどの著名な倭人が、
スイスのパスポートを保有する事を理由に
日本大使館にパスポートを強奪されたため
単一国籍主義違憲訴訟を争っています。
国籍離脱の自由侵害...という論旨のようです。
国益を毀損するような事由が有ればともかくも、
確かに意に反して倭国から追い出されたら、
重大な権利侵害です。
一審は原告有利な展開ですが、決着はまだまだ先。
多国籍主義というか、さまざまな国籍を併用しても
構わない気がしてきた。
もっとも、さまざまな国籍複数保有に関わる権利義務の調整は必要だ。
例えば、政治国籍が複数でも構わないが、
選挙権や被選挙権はひとつしか認めない。
公権力を行使する立場もまた然り。
別に難しい事ではない。
国際課税税制に習えば良いことです。
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