再説....蹴球のこと

誠に紛らわしい。
円形らしきボールを蹴るスポーツの総称であるが、

サッカー
ラグビー
アメリカンフットボール
その他ローカルフットボール

とさまざま。
しかし、共通は脚で球を蹴る事を原点とすることにある。
その意味で、サッカーが一番原始的。
となり村との出入りで勝ち、祝宴の余興に相手首長の生首を
蹴り合うことから始まった...らしい。
だから、野蛮人のやる紳士風なスポーツといわれる。
大英帝国において、上流はラグビー、下流はサッカーに
親しむということには一定の歴史性があるのだ。

ラグビーは、サッカーから派生したが、
このスポーツはボールを持って走りトライする事だと
勘違いされているのは困った事だ。
誰も、得点する事を「トライ」と称する不思議さに
思い至らないのか？
トライとは、正確にはトライアットポイント
つまり、キックで得点する機会が与えられることだった。
トライとキックの得点をいかほどにするかは
長らく論争のマトであり、今に至る。
トライが５点でコンバージョンキットが２点（だよなあ？ルールがコロコロ変わるから）
ＮＦＬの比較からすれば、どうなのかねえ？

アメリカンフットボールは、ラグビーから派生したのだが、
微妙なルールの違いからか、トライと言わずにタッチダウンという。
ラグビーはラインを超えてボールが着地しないといけない！
しかし、得点の考え方は同じようなものだったらしいが、
アメフトは、キックポイントは付録ではない。
正確には、ポイントアフタータッチダウンと呼び、オ
フェンスはプレイかキックのどちらかを選択できる。
プレイならば２点、キックは１点。

多様なオフェンスの選択が出来る事が、
戦略のスポーツたる所以だが、是非はさまざま。
粗削りな肉体バトルもいいもんだ...ということで
四年に一度ではなく生涯に一度だそうだから、ジャパンのユニホーム着て
応援（したいがまだ届かない）