2020年6月2日火曜日
Cured....陰性、偽陰性、疑陰性
ある種のパンデミック映画だ思うのは今時だから...
製作当時はゾンビ系ホラーを狙ったようです。
高校一年で登場する動詞の過去形...完癒した
実に喜ばしいし、倭語ならば「床上げ」
お布団文化でしか理解出来ない嬉しさが滲み出ますが...
それが感染症(伝染病)だと事は簡単ではない。
罹患中はもとより、完癒してもは後ろ指刺され組
レプラに関しても、やっとこさ..なんだが、いまだに差別に偏見
その次はHIVと枚挙にいとまなし。
かつての天然痘や黒死病は想像に余りある。
ゾンビ系も、ある種の感染症です。
Biting Contagion
学術的にあるかどうかは知らない用語だが
噛みつかれる事で感染する
物語は...
愛蘭に蔓延したゾンビ的な凶暴性を発揮するようになる感染症。
感染率は語られないが...国家崩壊の危機にまで至る
治療薬は出来たものの完治率は75%にとどまる。
あとはどうなるの?って疑心暗鬼からくるパニックサスペンス
社会では、非感染者、回復者、非完治者の三者三様の死闘がはじまる...
現実にも有りそうな話だし、
実際にも偽陽性の悲劇や偽陰性の疑惑...
テレワークと称する持ち帰り残業あるいは自宅待機も
解除されましたが...
隣の席の同僚だけど、潜在感染者じゃないよね
隣の課長って回復者のウワサだけど大丈夫かなあ
即席キワモノではなくて、2017年の作品ですから、
ある種の予言的映画です。
チョット気になるエレンペイジが主演
非常事態宣言解除を受けての公開タイミングが、
興行的に一番と判断したのでしょうかねえ?
こんな状況だから、面白半分で足を運んだものの
アタシ的な視座で映画批評した例はいまんところ未見。
自慢げに書いてはみたが、こんな風な批評をすれば、
サベツとかハンジンケンとかって、大バッシングになる。
火中の栗拾い大好きなアタシでも、現役なら匿名でも書かないわ。
この令和の御代ですら、李文亮肺炎への過度の恐怖
正義を気取る自粛警察ほどおぞましいものはない。
限定的とは言え無知蒙昧の徒は何処にでもいる。
でも、法で裁けぬ罪は社会的制裁で裁いてやるって
倭人の好むところである。
アメリカンならば、修正第二条の権利を保障するが、
我々にはネットバッシングしか武器ないもんなあ
以てその規制に対して表現の自由の侵害論には恐れいる。
何言っても構わないから「顔出し」さえすればいいのよ!
しないことこそ、卑怯ってもんです。
もっとも「真実は匿名でしか語れない」って、英国ジャーナリズムの
古くからの箴言らしいが....オリジナルを探しているが判然としない
顔隠しの詭弁かもしれないが、便利な言葉だ。
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