カトリーヌアルレー作の、、、ミステリーあるいはピカレスクロマン。
いや、今風ならば後妻業または婚活業の「あやつり人形」だ。
オールタイムベストミステリーにもランクインするほどの1950年代の秀作。
新訳が最近刊行されているようなので再読してみた。
ところで「わらの女」というタイトルの寓意は何?
AIによるGoogle検索によれば、、、、
苦肉の策とか、、、ちょっと違うような気がします。
まだまだ学習不足だ(^^)
あやつり人形、、、これならドンピシャ!
homme de paille なるフランス語の慣用表現の女性形です。
つまり、ヒロインが操られるまま破滅して行くって展開が予想されます。
テレビ版は沢山ありますが、映画版は多分これだけ。
ワルはこのオトコ。
007シリーズ全盛期の頃の作品ですから、大富豪の秘書の役ですが、ジェームズボンド映画製作の間の片手間出演かしらって雰囲気。
後ろのヒロインが悲劇的な主役なんですが、それなりに売れた女優です。グラマラスよりもやはりJBを前に出す方がウレル(^^)
物語の発端は、婚活で玉輿願望なヒロインがFBのお友達サイトで「大富豪の伴侶求む」投稿(その当時ですから新聞の交際希望ページ)を見つけた事に始まる。
倭國のぽっちゃりな鬼畜達と違い、金員を搾り取った後は命までとは考えない。
しかし、大富豪に上手く取り入る為の策略のアドバイザーがこの秘書、、、、
その策謀なりストーリーの委細は自分で読んでください。
下衆なアタシはかの後妻業のオンナ(筧千佐子)を思い出す。交際相手から搾り取った金額は十億円とも言われるがその大半を投資だか投機で胡散させてしまったらしい。
犯罪収益を上前をはねるワル(投資セールスマン)がいた訳で、連中が罪に問われることもなくで未だにのうのうと生きて、、、つぎのわらの女を探しているのかも
筧死刑囚は、再審請求中に獄中で死去。別に合掌はしません
0 件のコメント:
コメントを投稿