さすがにノーベル賞受賞者です。
以下はある情報誌の論考にインスパイアされ、ウィキの記述を多少加筆訂正してみました
フリードマン先生の結論はこれだけ!
インフレは「立法なき課税」であり、政府が無計画な財政支出をしたり、紙幣を増刷したりすることで発生するインフレは、国民から富を奪う一種の税金そのものである。
インフレが「課税」であるその理由
1. 国民の購買力を奪う
インフレによって物価が上昇すると現金の価値は低下し、通貨の価値が実質的に目減りすることで人々は同じ商品やサービスを購入するためにより多くの金額を支払わなければならず、実質的な購買力が低下する。
2. 政府の歳出を補う隠れた手段
政府は、通常の税収だけでは賄えない財政支出を行う際、国債を発行して中央銀行に引き受けさせる(紙幣を増刷する)ことがあるが、この結果市場に出回る通貨量が増加し、インフレを引き起こす。
悪しき事に、歳出には「忖度や阿りや我欲のバラマキ」が相当規模で含まれる
通常の税金は議会での審議を経て決定されるが、インフレは国民の気づかないうちに富を吸い上げるため、国民にとって不透明で不公平な課税である。
決議なくして課税なしは税制の大原則だ
この「インフレという名の課税」は、特に以下の層(低所得者、貯蓄家庭、現金保有者)に大きな影響(被害)を与える。
政権の凋落(選挙での敗退)は、政治とカネが主因とされるが、この「政治とカネ」の言葉の意味を我々は取り違えていたのだ!
政治体制がボロボロになり機能不全を起こしている、、、から野党に一票を入れ政権交代を促す。
カネは裏金の事じゃない(裏金問題は政治の機能不善のひとつ)
立法なき増税への怒り、、、だからせめては消費税減税というある意味で安直な主張に耳を傾ける。
多くの民草(主権者)は、貯蓄者、現金保有者、低所得者であり、無党派ゾーンに位置し、今回堪忍袋の苧が切れて投票所に足を運んだのだ。
結果は、あのとおりだが、残念な事に野党だって機能不全を起こしていますから、、、いったいどうすれば良いのかって?
わかりきったこと、、、選挙制度改革

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