定義が難しいが、音楽家(ミュージシャン)をセンター(主題)とする映画カテゴリーまたはミュージカル系映画だと仮置きします。日本映画の水準は、さほど高いものでもないが、およそ「音楽映画」に限れば、ミゼラブルとしかいいようがない。
オールタイムベストを真面目に選んでも音楽分野は不毛地帯。他方ハリウッドだと、ミュージカルというジャンルもあるし、そこには豊穣な世界がある。
仮置きされた定義に従えば、、、素材の多様性はいうに及ばず、ミュージシャンをセンターとする映画は、邦画ならば「瀧廉太郎」くらいなもの。瀧廉太郎が映画素材として食指が動くってことすら、理解に苦しむ、、、、って言うかむしろ痛々しい
音楽(家)なるものの素材の厚みが、歴史的な蓄積を含めて格段に違うのだ。
能楽はオペラあるいはミュージカルのようなものであり、その歴史は世阿弥師以来数百年に及ぶが、、、素材にするには難易度が高すぎる。
ならば、お手軽にポップスの分野なら、、、でもRS誌の選ぶ偉大なるシンガー(ロック限定)は、当たり前ですが、米英系ばかりで、、、
こんだけスターが集まれば、映画素材としても目移りがするくらいで、作品が多ければ、質も高くなる。
ボブディランは、オスカーノミネート、ブルーススプリングティーンも、その可能性は高い。
どっちも、彼らの音楽の世界が素晴らしいこともあるが、人間性としても興味ある世界だということだし、、、なによりも彼らを演じられる役者に事欠かない。



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