74年生まれです。
実のところ、二十歳までが絶頂!
ギルバートグレイブ
バスケットボールダイアリー
太陽と月に背いて
大衆評価はともかくも、最後の作品でのアルチュールランボーは絶品です。
この時点で、スクリーンからフェードアウトしておれば、
第二のジェームズディーンどころか、ランボーと称えられたに違いない。
その後も作品には恵まれたが、繊細玉隴の如き美貌は衰えレオナルド「デブリオ」と揶揄される。
なんだかんだとオスカーに無縁なのは、そういう事なのです。
乾坤一擲の博打か満を持してかどうかは知らないが、イニャリトゥ作品に登場!
なんとも薄汚い画像である。
ノーメイクに自然光だけで撮影したみたいです。
可能な限りのリアリズムの追求。
ノンスタントだったと言われるし、クランクアップまで試練の連続だったと容易に想像できる。
この演技にオスカーを差し上げないわけにはいけない。
しかし、作品賞は、WASPが好まない歴史修正主義的なのでパスされた。
スポットライトだって、あの舞台がプロテスタント教会だと・・・
但し監督賞はゲット。
なんと、40年台のジョン・フォード以来の連覇の偉業。これは本当に凄いことなのです。
監督賞は、オスカー会員のうち監督部門に所属する(多くはもう何年もメガホンをとっていない)監督たちによって
選ばれますから、彼らの視点からすればこれもちょっと外せない。
内心は、メキシカンに二年続けて・・・って悔しがっているに違いない。
トランプ人気なるものも、実のところそういう羨望(・・・あるいは嫉妬)が背景にあるというのが
プロ映画鑑賞家の見方なのです(苦笑)
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