2017年1月11日水曜日
功績は爵位で測る・・・「天皇の世紀」残映
歴史的性格がどうであれ、近代日本の基礎的なビッグイベントである。
一体誰が身命を賭して闘い、功績を挙げたのかな・・・・分かりやすいところでは、華族令による爵位を見ればいい。
公候伯子男
やっぱり、公爵や侯爵の叙爵って大変な栄誉です。
公家や武家の格式を基本としますから、公爵家は(後に陞爵した例を除く)
摂関家(五摂家)
徳川宗家
あとは勲功者で・・・
三条実美
岩倉具視
島津家
毛利家
順当といえば順当。
しかし、所謂「維新の三傑」とか言われる下級武士出身者には侯爵叙爵が限度(のちに陞爵しています)
伊藤
山県
大山
以外の著名人は、短命リスクで、栄誉を逃した。
桂小五郎 : 侯爵を叙爵されたが次の陞爵時点では死去していた。
大久保利通 : 華族令以前に暗殺されてしまった。
大村益次郎 : 同上
西郷隆盛 : 賊軍ですから、靖国にもいれてもらえてません。
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三条実美は、家柄の良いトップ引きの功績だけの事で、九州まで落ちのびたり苦労しただけの事。
やはり、岩倉以下が頑張ったというのが仲間内の評価って事です。
その意味でいえば、薩長の武士ばかりにスポットライトが当たるが、岩倉具視の功績・・・というか「宮廷陰謀政治家」の
豪腕が凄かったと推測されます。
この辺りは知的格闘技みたいなものですから映像にもなりにくく、大河ドラマでもそう多くは登場しない。
だから、再来年は、西郷さんなんだよねえ(どうせなら、グローバルな視点でアーネストサトウを持って来ればいいのに)
一体どんな陰謀を巡らしたのか?って興味津々ですが、陰謀史観めいた話で本気で書く気にもならない。
あえて書いてしまえば・・・(笑)
孝明天皇の暗殺
明治天皇(の謀殺?)と替え玉すり替え
ネットには、色々ない事ない事書き散らかしてますから、興味があれば紐解けばいい。
それらしく傍証は山とでてますが、
必要とされるべき「合理的な疑いを差し挟む余地のない程度の立証」が行われていない以上、歯牙にもかけないのが
蝸牛の立場。
どっちも立証可能な科学的な検証を十分に行ったうえで論述してほしい。
これまではよくて仮説、悪しく言えば妄想です。
ではその検証なるものがやれるかと言われれば・・・・共産党政権でも出来れば可能かなあ。
お二人の陛下は、火葬でなく土葬ですので、御陵にご遺体が安置されています。
そこまでして歴史真実を明らかにする必要はあるかどうか論議だけは呼ぶでしょう。
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