積年の法外な寄進や
にも関わらずの我が祖霊に対する非礼なんかを
針小棒大にネチネチと言挙げ。
古刹の檀家総代のお話は慇懃無礼にお断り
実際のところは、村役を押し付けるならば
離壇すると脅したようなもの
寒村陋屋あたりでは、墓の撤収を「骨抜き」とも言います。
実際に墓には納骨もしますから、適語とも言えますが、
ちょっと前までは土葬だった。
その時代は遺髪とか遺爪なんかを納めていたのかね?
骨抜きなんかいつでも出来ますし、
分骨もしてますから、離壇料で紛糾するならは望むところだ(^^)
しかし、いささか困ったことが「水抜き」
核戦争後の荒廃した地球では、オイルの争奪...というのが、
マッドマックスの世界。
しかし、最近は水争い
今や血の一滴はアブラではなく、ウォーター!
実際に国際河川での水争いは一髪触発状態。
ご先祖や一族郎党が鍬や鎌で武装して、近隣と流血事件を
くりかえしながら守りきったらしい水利権
これ無くしては米は一粒たりともできはしない。
ため池や用水路から張り巡らした畦水路自体が
立派な社会システムでもあるが、水利組合なるものに
加入する百姓のお財布で維持されている。
実のところ百姓をやめるのは簡単ではない。
農地の固定資産税は十倍くらいになるし、
地目変更は面倒だし、売買も簡単ではない。
なかんずく水利組合からの離脱は、骨抜きよりも面倒
噂では水利料の二十年分を上納する必要があるらしい。
払えない額でもないが....
今だって百姓といいながらおコメはつくっていない。
水抜きしてもさしたる害もないし、
土地資産の有効活用を考えれば、瑣末なこと
しかし、倭の原風景の今以上の荒廃に手を貸すこともない。
今年もそろそろ周りの田んぼを耕運機で耕し
蓮華草の種をまき
春の一面の蓮華畠を夢想するか。
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