英語の苦手な話題になれば...さり気なく
アタシって英語以外の語学は堪能なんですが...とかなんとか
実は英語以外もさらに酷いことの謙譲表現
でもレトリックがあまりにペダンチックだからか理解してもらえない
だっから、イタリアンの蘊蓄から始まる今日のお題
イタリア語で900を表す。
転じて、900年代や1900年代を意味する。
つまり、十世紀とか二十世紀のこと
一体どっちのはなしなんだ?なんて、そんな事は文脈で判るだろうと
おおらかなイタリアンは笑い飛ばす。
二十世紀が1999年、あるいは2000年のどちらで終わるかなんて
決着のついたはなし
それを百年毎に蒸し返すのは、知の継承の危うさの傍証でもある。
ベルトリッチ監督の傑作なんだが、公開時にとんでもない誤訳。
二人の主人公は二十世紀の初年に生まれ、彼等を軸とするイタリア現代史劇
それを「1900年」とは、原題の意味の取り違えそのもの
更なる誤訳例
倭国では、失敗に懲りて「海の上のピアニスト」で公開
この映画はバージョンが二つあり、
オリジナルのイタリア版は尺が長すぎて、未公開
映画版の短尺版が公開されましたが、英語タイトルが...
The legend of 1900
20C ならばまだ救われます、あるいは1900sの誤記かも
西洋人が繰り返し間違うのは「ゼロの未発見」によるものです。
だって、紀元一年の前年は、紀元前一年
普通の算数だと...
1マイマス1は「マイナス1」なんかにはなりません!
肝心の映画批評の余地がなくなった。
オリジナルのイタリア版が近日中に4Kデジタルで公開されます。
長尺に耐えるようなストーリー展開じゃないから...
どんなんか、実に楽しみみたいな..不安。
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