古今亭志ん朝師匠の落語本を斜め読み
落語は話芸だから聞く事が王道なんだが、この落語は「幕末太陽伝」として映画化もされていますから「観る」のも一興
川島雄三畢生の傑作だし、フランキー堺の演技も含めて邦画オールタイムベストテンに鎮座する
古今亭志ん朝の落語のマクラだと、、、
上は来ず
中は昼来て昼帰り
下は夜来て朝帰り 下下が居続け ゲゲゲは居残る
言い得て妙だし、廓のことは知らないが酒場はその通りだ
よく分からないのは、最初の一節。
師匠の解釈によれば、一番上等なヒトザルはそもそもそんな悪所には足を向けないということだと、、、
したり!と膝を打つ。
升田幸三さんの抜群の折衝力に惚れた大物から政界入りを勧められたが、間髪入れず
一流は政治(悪所)を目指さない
落語のシャレのつもりで升田さんが言った訳ではなかろうが、
居続け・居残り、ほかには居直りとかは政界の常套風景
出処進退に潔くって言葉は、彼らの字引きにはないんだなあ
居直り眞紀
居残り晶
居続け茂に佳彦、、、書き出すとキリがない



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