名題は言志余録の有名な一節だが、、、未だに社会常識的なことすら知らないアタシ
天空の宗教都市まで足を運び、本位牌を作ることにしたのだが、先に亡くなった父と同じような位牌でないといかんだろうと、マジマジ眺めるに、、、
口うるさい親族は
先代より高さの低い位牌でないとあかんとか、
妻の位牌は夫より小さくとか、、、
現行憲法施行以来70年以上経過しても「憲法14条の法の下の平等原則」が寒村陋屋界隈には全く定着していない。
この有様じゃ、同性婚や夫婦別姓なんかは、世論調査なるセンシティブが如何にあろうと真面目な国民投票レベルでは「否決」だろうなあ、、、
ネットの記事を鵜呑みにするほど天真爛漫ではないが、、、
位牌の表には、戒名
裏には、俗名と「年齢」、、、くらいは流石に知ってはいる。
でぇ、、、我が家では代々「行年◯◯才」と記載しつつ数え年。
宗派による差別化やら地域の特性とも、、、でも無さそうだが、字義としては、考え方次第でどちらでもそれなりの理屈はある。
まあ、気を衒う事もないし、慣例踏襲もあながち悪くもない
因みに、、、
年齡ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス(明治35年の法律)
文明開化の御代以来、満年齢を基準とすると主上が仰るにも関わらず頑迷固陋にして因循にして不敬な民草には定着せず、昭和24年に再度
.......国民は、年齢を数え年によつて言い表わす従来のならわしを改めて、年齢計算に関する法律(明治三十五年法律第五十号)の規定により算定した年数(一年に達しないときは、月数)によつてこれを言い表わすのを常とするように心がけなければならない。
なんとも、噛んで含めるような、、、読んでいるだけで微笑ましくなる稀有な法律です。
それに引き換え、昨今の理屈っぽい冗漫無味乾燥な条文なんか、、、ねえ(^^)
まあ、早晩「数え年」の年齢の数え方なんて知る人は居なくなります。
アタシは、今回初めて、無駄な雑学を身につけてしまった(^^)