2019年8月18日日曜日
源氏物語七変化
藝術力の評価はさまざまだろうが、優れて簡単!
引用回数(学術論文に似ています)に如くはなし。
結果、倭の小説は源氏物語で決まり。
レディムラサキ以降の文学者は何をやってきたのだ。
新しい文學の開拓をあきらめ、源氏物語「翻案系」に
才能をすり減らしたのですよ。
それなりの文名があがれば、現代語訳に挑戦
昨今はハードルが下がりヒラ文士でも現代語訳を刊行するが、
読み手も馬鹿じゃないから買わない。
所謂...インスパイア小説
多種多様だが、お金のだしがいがあるのは、
かの背中の銀杏刺青の才人作品くらい。
あとは...曰く、意あまりてチカラ足らず
山梨の真理子さんは、六条御息所をセンターに
内舘さんは、なんと弘徽殿の女御
惟光の視点からの作品まであるとやら
そして玉石混淆...と言いたいが、石ばかりの映像版
なんかひとつくらいあるだろうってあちこち探して、これしかない!
エミー賞受賞のテレビドラマ(60年代半ば)
あまり記憶にないのですが、
際どいシーン満載であちこちで風紀委員会が騒ぎ立てたのは
微かに覚えているし、一流らしい文学者が絶賛したのも...
原盤があれば是非ともデジタルリマスター版を観てみたい
因みに配役
なんともコメントしようがない...絶句!
伊丹十三(光源氏)
小山明子(藤壺)
丘さとみ(葵の上)
富士真奈美(紫の上)
藤村志保(夕顔)
吉村実子(明石の方)
中村玉緒(空蝉)
岸田今日子(六条御息所)
加賀まりこ(女三宮)
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