ツバキなんて庭木の定番だが、万葉集に表れはするものの
王朝和歌からは完全にシカトされた。
字面のとおり、春の間咲き乱れるが、ある時にクビからドタって落ちるのよ
いささか気味が悪い。
嫌われたのもそういうことだろう。
再登板は蕪村以来らしい。
しかし、どういう訳だが、欧州に伝播し、人気を博する。
頃は蕪村の時代
かの名オペラ「ラ・トラビアータ」の原作は
椿の花の貴婦人
しかし、オペラでのヒロインはヴィオレッタ
つまり「菫」
原作はマルグリッド(真珠夫人)だったらしいが...
このあたりはよくわからないが、このオペラがきっかけで
ツバキが再評価されたのかも知れない。
桑畑三十郎
黒澤の用心棒は、次回作では、椿三十郎と名乗る。
ある種のメタファーだがどうでもいい。
その後は、ジャイアンツで秘球をあやつり活躍もしたのが
椿林太郎
星飛雄馬同様に、己の肩と引き換えにチームに貢献し、
サラリと消えてゆく。
パワハラや労災をやかましく言わない時代のお話です。
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