2016年10月17日月曜日

「白いばら商法」再び


寿司は白木の付け台に座って食べるもの。
どっちか言えば、シャリがついているよりも切ってもらうほうがいい。
〆に一貫か二貫食べれば満足・・・・

スノブですかねえ(苦笑)
さりとて・・・

ろくにランチをする時間がない
少しだけ食べればいい
魚が食べたい
やっぱり食事に酒はつき物
支払はクレカで

なんてときには、やむなく「回転すし屋」に入る(たいていは帰るときには不愉快になっている)
先日盛り場の某店に飛び込んだが、なんとも「爆買い客専門店」かね?
あのスタイルは外国人観光客に人気だとは聞いているが、確かにねえ・・・・


そんなことはどうでもいいし、観光客目当てだから最初から味や接客サービスはあきらめている。
しかし、面白いことに気がついた。
接客の女の子なんですが、会話障害対策なんでしょうか、チャイニーズなんかを使っている。
それぞれが、ネームプレートをつけており、あまつさえ出身地まで(福建省とか河北省とか・・)
広い中国のこと、全員がマンダリンを話すとは限らない。
西洋だって、ややもすれば「独逸人と波蘭人と丁抹人」の区分は難しいからかなあ・・・とかなんとか、
時間が押してるから入ったはずの安物店で、何かと思案が始まった(苦笑)

どうもちがうようだ
雰囲気的に、同郷の出身ってことで女の子と客が盛り上がっている(回転すし屋はそんな盛り上がりをするところじゃない!)
回転台の上の皿がどんどんなくなっていくところを見れば、この商法はヒットしたようだ。
広い中国で、どんぴしゃフィットする可能性を考えれば、そう面白いビジネスモデルじゃないがねえ・・・・


銀座の一丁目だか二丁目に老舗の「白いばら」なるキャバレーがある。
ぼくの知っているというか行った事があるキャバレーは・・・・


ここだけですから、どんな雰囲気かまったく知らないが・・・・


こんな感じなんだって・・・


それよりも有名なのは、お店の外壁の「日本地図」
あなたのふるさと出身のなんとかちゃんがいますとかなんとか
最盛期は200人を越える女の子がいたらしいから、全国津々浦々から女の子が集まっていたんでしょう。
啄木のように「ふるさとのなまりなつかしく・・」かどうか知らないが、門前市をなしたそうです。

別にふるさとのなまりなんか東京で聞きたくもないし、田舎話題で盛り上がろうとも思わないが、そういう時代もあったってことですよ
それが未だに成り立つってところが実に面白い。


とかなんとか興味は尽きないが、時間が尽きてしまった。


おねえさん、お勘定!クレカ使えるよねって・・・・某社のカードを出せば


お客さんってばあ ウチ使えるの「ギンレン」だけなんですよ





0 件のコメント:

コメントを投稿