2024年7月18日木曜日

副大統領

 



座りがいいのはアルファベット三文字(よくて四文字まで)

普通に「VICE」って呼ぶ方がまだましだと思うが正式な略語だそうです(きいた事もなかったが)


アメリカ合衆国副大統領


しかし、お飾りに過ぎないとも言われますが、倭國の意味不明不可解な副総理よりはまだ職務権限がはっきりしています。バイスはプレジデントが職務遂行が不能になれば晴れて大統領!副総理だからっていざとなっても宰相にはなれない(^^)

資格要件も憲法で定められおり大統領とオナジ!

だから大統領同様に「35歳」という下限年齢も決まっています。


今回(まだ就任が決まった訳ではないが)のバンス上院議員の年齢からすれば史上二番目の若さになるかもしれない(最年少記録は36歳だとウィキには書いてます)

さあ、この若者(高齢化の進む政治の世界ならば)の力量は全く分からないし、なんせ存在すら知らなかった。

しかし、、、政治家に必要な資質かどうかはさておき、政治家には文才も必要だ

カエサル(ガリア戦記)はいうに及ばず、

JFKも(ゴーストライターの影がちらつくが)複数の著作が有りますし、

チャーチルに至ってはノーベル文学賞受賞(だからこの賞は胡散臭い)

わすれてはならないのは、シラクの書簡集(愛人に宛てたラブレター集なんだが、かなり高度な政治アートの論述でフランスでは話題になった)



この上院議員のベストセラーだったらしい著作は当然読んでませんが、、、公設貸本屋に足を運ぶ予定もありません。


怒鳴る度が、彼をバイスに選んだ理由が文才にある筈はなく、どうやら大口献金者の意向を反映したものらしいとアメリカメディアは伝えます。


......




2024年7月17日水曜日

中島みゆき展

 


中島みゆき展なるものが開催中。

初日はオープン前に百人もの列だったとか
そんだけ「ミユキスト」が多いということなんだろう。
同世代で半世紀あまりのファンの端くれだから、足を運ばないという選択肢ない。ファンなんだから大抵の事は知ってはいますが、知らない事も、、、あった!



彼女はまずもって「詩人」です。

作詞家は数多おられますが、全作品が縦書で単行本(または文庫本)で刊行されている例は知らない、、、が、和英訳版の「詩集」まであるとは知らなかった


彼女は、女優だしCMタレントでもある。

富士フイルムや缶コーヒーのCMやらは知っているが、アレコレテレビドラマの端役で登場してるんだって、、、カメオかなあ?

本人は登場しないが、これが一番かも



國語審議会委員を委嘱されたり、紫綬褒章授与者だということは知っているが、21世紀最初の三田祭に登場したんだとは!

まあ「最後の女神」かな


彼女の音源や映像はヤマハが厳重に管理しており、公式チャンネル以外は皆無、、、のはずが

コレは多分お目こぼしだ(^^)








2024年7月16日火曜日

パリサマー2024

 




百年の歴史、、、ツール・ド・フランス

近代オリンピックとほぼほぼ同時期に始まりました。

今年はオリンピックの前座みたいな異例の開催になりましたが、いま真っ盛り。

なもんで、パリサマー2024協賛をかねて、過去の惰日記の再掲です。


まあ、ネタの夏枯れという理由も(^^)


.......

歴代の総合優勝の一覧

フランス国が最多優勝はそうなんだが、異様なのは

1999年から七年間優勝者なしって事実。



己の体力と精神力だけで限界に挑戦してこそ......
アシスト自転車なんぞはオンナコドモの乗るもの(オンナコドモって最近は使われない差別言辞だそうですが、過去日記だから当時のまま)



過酷な自転車競技
参加競技者四千人。
フランス全土はもとより近隣国を含めて3000キロを走破し、その間の高低差は2000メートルを超える。
賞金の総額は円貨でたった三億程度
銭ゲバよりも栄誉ってところが、スポーツの原点を護っているっていうか虚構の城にしがみついているっていうか・・・


スポーツとはクラシックオリンピック以来、セレブの栄誉を競う場。
その日暮らしの下流民なんかお呼びじゃなくて、銭もうけの手段なんてとんでもない。
しかしながらヒトザルのサガとして名誉の為にだって不正をする。

この自転車競技の最高峰は百年の歴史を誇るが、不正の歴史でもある
7連覇したアメリカン
前人未到の大記録ながら当然に記録は抹消されたが、最高峰のドーピング科学の勝利として黒歴史に残る

彼は、期待の若手としてのデヴューしたものの、悪性癌に侵され生死の境を彷徨い、再復帰後、稀代の記録を打ち立てるとともに、癌患者支援活動を精力的に行った。
汚れた英雄と言うのは簡単だが、そんな単純なものでもなかろうって、、、屈曲した心理は本人でないと分からない。


ドーピングの祭典・・・じゃなくてスポーツの祭典は、パリを中心に7月24日から開催されます。

メダルの結果が出ても数年後にひっくり返るかもしれないって、いまや当たり前。
虚報新聞とはいえ、スポーツ欄の結果だけには嘘がないという最後の砦も崩壊した。



最近は手の込んだドーピングが密かに、、、

医学の力以外にも、工学の力も(電動アシストを仕込んだ自転車や細工をしたフェンシングの剣やら)

不正ドラックだって、自分は手を染めずライバルに一服盛る

他人から貰ったミネラルウォーターなんて危険極まりないし、仲間内以外と食卓を囲むのもやめた方がいい。いやいや、、、イスカリオテのユダとかブルータスは何処にでもいるかも

2024年7月15日月曜日

世の中、、、文学賞まみれ

 



一体倭國にはどんだけの文学賞があるのだ?
その濫觴は明治半ばの「懸賞小説募集」
胴元が新聞社ですからその意図は高邁なものであろうはずがなく、応募する側もお遣い稼ぎ
一般的に名が売れた文学賞は、菊池寛の提唱した芥川賞と直木賞。
趣旨は色々なんだが、菊池寛が半ば居直り的に喝破したように半分は商業目的。しかしその意味で脚光を浴びたのは「太陽の季節」が嚆矢。

とは言え毎回売れる小説というわけでもなく、、、なんちゃって出版不況。

余計なことを言わず、むしろ「本屋大賞」のように売りたい気持ちを前面に出す方が清々しい(^^)


警察小説賞(大賞・新人賞)


胴元は小学館。

隆盛を極める警察ミステリーはどれを読んだら面白いのか五里霧中だから多少のサポートになるかなって(^^)

版元の思うが壺にはまってしまった。

もっとも公設貸本屋さんでお借りしましたから、小学館の売上には貢献はしない。


しかし、、、これは実に面白い。

警察小説も食傷気味で、ヒーローの人物造形に作家さんは苦労しているが、訟務官と言うのは新機軸

ある種のリーガルミステリーであり、省庁が紛争に巻き込まれた際にリーガル対応をする官吏が訟務官。

法務省の訟務検事が最たるものだが、各省庁でも独自に有期雇用で法曹資格者を抱えている。


この小説(県警の守護神)では、ある事件をきっかけに判事を辞め一介の警察官に任官し訟務係を務めるという設定。

ジンケンハと称する「正義は金になる」弁護士相手に

鴉は白いと鉄面皮に闘う、、、彼なりの「正義」の持ち主。

なんせ警察予算の大部分は都道府県議会が決定権を握っており、裁判で負けて損害賠償金や紛争解決金なんかを支出するとなれば大変な事態。警察本部幹部の生首を幾つか差し出さないと収まらない。

生首の代わりは幾らでもいるが、、司法警察職員の職務執行に懈怠違法があると判断されれば現場第一線の士気は地に落ちる。

かかるが故に負けるわけには行かないし、過去負けたことがないが故に「守護神」なのである。

今時表現ならば、アンチヒーローだ


裁判で争うのは「法廷上の真実」

実体的真実なんかどうでもよくて、過去の冤罪事件に見られるように証拠や証言の捏造改竄はかの組織の得意種目(^^)

少なくとも裁判官の心証形成に有利に働けばなんでもあり


プロットが複雑だから映画化するのはシナリオライターに相当な技量が必要とするから多分無理だ。

連続ドラマならば、やれなくはないが、、、、




そうそう訟務係のアシスタントはこれまたユニーク

両親が警察官だったので警察官を目指すが不合格

やむなくプロ競輪選手として何度もクィーンになりオリンピックメダリストにも輝き、雌伏◯年、何回目の挑戦でやっと採用

しかし、交番勤務でのトラブルから第一線に立てなくなり、、、、


彼女も競輪学校でてますから、スカートまくりをやったのかな?

本文には記述がなかった





2024年7月14日日曜日

ポストファシズム

 


ファシズムとは定義の難しい言葉だ。

元来はムッソリーニの政治活動に由来するが、その後多様なファシズムが、ドイツ、スペイン、日本に出没したからだろう。

よう判らんから「グースステップ」を当たり前にやらかす国家や組織はファシスト(あるいはその同調者)だと仮置きしておく。


だから「ポストファシズム」となれば、更に意味不明になる。今の潮流的な使われ方は「新しい極右勢力あるいは思想」だと言われるが、皆んなが同じ意味で使っているかどうかは分からない。

さらに「啓蒙主義からの決別」と言われると、目から鱗や棚からボタモチ(^^)


それに、、、「啓蒙」ってポリコレだろう。

蒙を啓くってかなり上から目線です。

馬鹿に教えてやるということですから、、、


山川世界史的に説明すれば、世界や歴史を

解釈するのは宗教(キリスト教)の教義や権威ではなく、自然の摂理や合理的論理的な人間の理性である。

この啓蒙主義が近代ヨーロッパの成長と発展の先駆けとなり、今に至る、、、そんなに双手を挙げて寿ぐような素晴らしい思想かなあ?

素晴らしい思想かもしれないが、功罪半ばって気がするし、東西とも宗教の教義の影響力が駆逐された訳でもない。

未だに、近代西洋的な先進的価値観に否定的(或いは懐疑的)な勢力は、世界のGDP比こそ過半に満たないが、早晩上廻るだろうし、世界の人口比だとマジョリティと言っても過言ではない。


いまや本家本元の欧米ですら、極右(または極右的)勢力が大手を振って闊歩睥睨しているでないか!


共生とかダイバーシティって耳障りだと内心思っている向きは少なくない。

郷に入っては郷に従え(ナポリではナポリ人のようにふるまえ)とは東西普遍的な生活の処し方である。

マイノリティだから差別や迫害の対象に殊更にするものではないが「特別扱い」を要求されても困る。

多様性への配慮は否定しないが、マジョリティへの尊重も否定されても困る。

迫害を受けてきた事を考慮をしてもいいが、大目に見るつもりはない。

アメリカの連邦最高裁は「大学受験におけるアファーマティブアクションをとうとう否定」してしまった。


こんな議論は、、、ユークリッド幾何学の世界だ。

つまり平行線は永遠に交わらない(^^)

起承転結がぐちゃぐちゃになりそうになったが、ここに至り巧く下げたなあ、、、、って


しかし、19世紀にこの平行線公準への疑問から非ユークリッド幾何学が生まれたんだよなあ。「非」というからにはこの世界では平行線は交わる。

なにがどうだかアタシにはよく分からないし、どっちが正しいのかも知らない。

しかし、この問題は正誤や正否を論じる性質のものではないと、、、(何故そうかはわかりませんが)数学者は言い切ります。


自分に都合の良い屁理屈をコネ回すことに長けたアタシですから、更に巧くサゲがついたようです。




2024年7月13日土曜日

Fly me to the moon

 



都市伝説は幾らでもあるが、まずもって「月面着陸」

いくらなんでもって思うが、ウケ狙いもあってか(^^)

かの「歴史的な映像作家」の作品とまで言われるとねえ。



アポロ11の十年後の映画化。

勘違いしていたが、舞台は月面着陸の捏造ではなく、火星着陸だった。有人飛行だと失敗は確実な為、肝心の着陸シーンはヤラセとなった。

無人のママ地球に帰還できれば良かったのだが、成層圏で爆破、、、つまり生きていては不都合な宇宙飛行士をどうするんだってサスペンスの方がお話のメインです。

ラストシーンは覚えています。

その先の展開の方が興味深いのだが、映画のパート2は製作されなかった。


冒頭に「いくらなんでも」と書いちゃいましたが、

中国の宇宙探査計画は「多大な成果」ってことになってますが、西側の報道は事実というよりも伝聞として冷ややかに流すだけ。

ホンマに月面着陸をやったならば、映像くらい大公開するだろうが、、、実際は公表はされてますが、皆さんは沈黙というか黙殺。アタシは媚中派テレビ局のを見たが真偽はわからないが、、、なんだか画面が綺麗すぎるのよ(^^)



今日のお題は、、、

さて満を持しての月面着陸の「捏造」じゃなくて、予め準備したプランBという設定。

リアルが成功すればなかった事にして、失敗すればシレッと日の目をみるというコンスピラシー



半世紀も経てば、プロットは洗練されてます。

凝った陰謀劇は役に立ったのでしょうか?

無駄な努力に終わった事がベストなんですが、実はどうだったのかな


なかなかオモロイ予告編です。

予告編ラストのスカーレットヨハンセンの台詞は、、、歴史に残る、、、かも(^^)

アタシは意地悪だから、サブタイトルなしのリンク映像です。

英語が聞き取れない方は、同じバージョンのサブタイトル版がありますから、そちらを(^^)


まあ、グリーマットもCGもなかった時代ですから、彼のテクニックなら案外、、、、


2024年7月12日金曜日

スカッと爽やか

 



むろの海や
瀬戸の早船 なみたてて
片帆に
かくる風の涼しさ


作者は、藤原信実。
十三世紀前半の、、、歌人よりも肖像画家(似絵)として有名。父の隆信は更に著名ですから、画家の系譜。

キャプション画像は、国宝の後鳥羽帝像


しかし、和歌を読むなんて、昭和のオジサンの三種の神器(ゴルフ、カラオケ、麻雀)と同じですから、勅撰集にもそこそこ収録されてはいるものの、塚本邦雄の「清唱千首」ではまったくの無視(^^)

つまり、八代集以降の落穂拾い的十三代集に多少拾われた程度ってこと


しかし、この和歌はなかなか素晴らしい。

猛暑だろうが炎暑だろうが、湿度高くなく凪なければ逆にスカッと冷えたピルスナー系とか辛口泡系のお供さえあれば、、、


むろとは、播磨の室津。

当時は瀬戸内屈指のハブ港だった

帆の片側いっぱいに風をはらみ、翔ぶように駆けぬける茅渟の海の一艘の船


躍動感やら爽快感



2024年7月11日木曜日

コンビニの臨時休業

 



下駄履きアパート界隈唯一のコンビニ

少なくとも周囲450メートル以内にはこの一軒

もう少し歩けはかなりあるんだが、そこまで歩くのなら既にコンビニエンス(便利)とは言わない。


臨時休業だって!



頑張って開業以来24時間年中無休営業なんだが、初めて無灯火看板を見た。

なにも理由明記がないし、雰囲気からしても改装ではない。

店内は(流石に撮影はしなかった)、賞味期限見合いで三割値引きの手書きシールがベタベタ。


不思議な光景だから、常連客がバイト君に質問していました。


オーナーご夫婦が二人とも感染症にかかってしましまして、、、、


横から(江戸前の洒落では横から口出しする事を蕎麦屋の湯桶といいます)天邪鬼さんが


感染症って、、、エボラ出血熱とか狂犬病なの?

普通に、コロナとかインフルて言えばいいのにねえ


ともあれ、アタシもたまにお世話になるから、廃棄ロス軽減に協力しようと思いながらもアタマの中では別のことを考えていた。

悪名高い「コンビニ会計」のこと


コンビニが本部に支払うロイヤリティはおおむね売上総利益(売上−売上原価)の半分。

商品廃棄費用(廃棄した商品の仕入れ原価)は売上原価のはずだが、コンビニ会計では販管費で処理する。

つまり商品廃棄はお店の責任(負担)で、仮に押し込みをやっても本部は知らん顔。


今回は大量の商品廃棄が必至であり、罹患は自己責任だから本部がなんか負担してくれる筈がない。

よって、無理無理勝手に値引販売をやったに違いない、、、(としか思えない)

しかし、コンビニの店舗オペレーションシステムは、シール記載の賞味期限と売値で厳格にコントロールされている。


賞味期限切れ商品はレジでエラーになる。

シールの値段でしかレジは受け付けない。


実際に買ってみてレシートをみればある程度の事は解るが、、、

三割引と言われても、アタシはケチだし要らないものは買わない。

定価販売のいま話題のスムージーだけ買いました(^^)



2024年7月10日水曜日

時の流れのように

 



百人一首収録の壬生忠岑の和歌


有明の
つれなく見えし別れより
暁ばかり 憂きものはなし



背中を向けたまま、、、口も聞いてくれず。

もう終わりかな、このカンケイ(^^)


なんて情景が目に浮かぶが、後朝の挨拶和歌の常套として、意味もなく(こころにもなく)なじったり拗ねたりするもの


良かったよ、また明日もね、、、なんて能天気だと逆につまらないオトコだとおもわれる(^^)

王朝美学にかなう恋の駆け引きなんて、そんなもの、、、なんて事は今日のお題じゃない。



夜の時間帯の時制のこと。

既に馴染みもなく、使い方に錯乱も見られるが、基本的には以下のように時の流れを表現したらしい。


暁 夜半から明け方まで(つまり夜明け前)

曙 暁の後夜明けあたり

東雲 夜が明けて東の空が白んでくる僅かな時

朝ぼらけ(朝まだき)空全体が明るくなりつつ

有明 朝がきちゃったらアリアケ


諸説さまざまで多少の異同はありますが、まあこんな感じ。


朝が来ちゃうとひと目を憚り、そそくさとご帰還ですから、ここでは「有明」

別れが辛いねえ、、、でも夜明け前からなんだか雰囲気よくなかったし、有明ころの冷たい感じからすれば、暁かた(夜明け前から)で既に憂鬱なんですよと

内心はともかく、おもてズラはこういうこと。



これに対して、新々百人一首で丸谷才一が選んだのは


夢よりもはかなきものは

夏の夜の暁がたの別れ

なりけり



リアルなデートと夢の中での邂逅のどっちが嬉しいあるいは切ない?ってままある歌材ですが、小野小町の大の得意種目です。壬生忠岑の「夢よりはかなきもの」も悪くはないが、、、、



うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものはたのみそめてき


思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを