2017年11月27日月曜日
悪魔のような女はあの人か?
リンク映像は、アンリジョルジュクルーゾーの「悪魔のような女」
1955年版ですが、ハリウッドでもリメイクされました。
タイトルロールからすれば主演は、シモーヌシニョーレですが、
重要な役どころで、クルーゾー夫人(ヴェラ)がでています。
夫のDVに苦しむヴェラは夫の愛人と共謀し、バスタブで溺死させた上で
プールでの事故死を偽装したが....死体は行方不明。
本当に夫は死んだのか?
よみがえったかのように、夫の陰がまとわりつく。
疑心暗鬼は、シモーヌとの仲違いもあり、
心臓の弱いヴェラを蝕んでゆく。
谷崎が激賞したことでも知られますが、仏蘭西文芸にお詳しいのかどうか
存じ上げないが、大文豪が褒めなくても傑作は傑作。
多分、シモーヌと京マチ子さんを二重写しに見たのです。
実は夫とシモーヌが企んだ財産目当てのヴェラ殺しなのですが...
でも本当かしらって。
クルーゾーはヴェラを熱愛していたらしく、監督作品には必ず起用し
自分の製作会社の冠までがヴェラです。
しかし、クルーゾーはその後バルドーとの恋に落ち、ヴェラは精神衰弱状態に
既視感な風景ですが、なんとヴェラは浴室で死体で発見された。
事件か事故か?
司法機関は事件にはしなかったので事故なんでしょう
でも本当かしらって(^^)
リメイク版では、
シモーヌ=シャロンストーン
ヴェラ=イザベラアジャーニ
なんですが、あのミザリーで最恐なキャシーベイツまで
なんの役かなあ?
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿