2020年2月8日土曜日
山川の日本史よりも、出口の世界史
飛びつくほどのものではない。
書架で光り輝くまでの事はない。
しかし、最高の(高校ならば)倫理社会科目の教科書だと言える。
表現が平明
写真と図表が沢山
硬派らしいタイトルながら、コンテンツは軟派。
お値段はさておき、チョット意識高い系ビジネスマン達は
購うのでしょう。
版元も、ダイヤモンド社だし...
原典を読む為のイントロダクションというしつらえ
アタシは、所謂ビジネスハウツー本はまず買わない。
読まない...訳ではない。
リアル書店で、まえがき、あとがき、目次くらい
ながめればそれで大抵はお終い。
超斜め読みの場合もあるが、それ以上に進まない。
消費構造論的にややこしく言うならば
所有と利用は自ずと異なる
所有でしか利用できないものは購う
利用できるものは敢えて買わない
利用できるが敢えて購うのは、未来に価値があがるものだけ。
要するに、モノは所有した瞬間から劣化(減価)が始まる。
従って所有するより利用(レンタル)できるならば、
それに越したことはない。
価値が下がらないモノは利用できても購う方が良い。
例えば、汎用大衆車はリースで十分だが、
ラグジャリーカスタムカーは買えるならば買うべきだ。
モノが売れない時代...らしいが、ある意味で正しい消費構造かもしれない。
あるいは単に財源がなく...かも
話しを戻せば、再読や再再読に耐えれると目利きが
働く書籍だけを買えばいい。
それらが並んでいない書架を「汚い本棚」と言う。
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