2016年9月4日日曜日
叩けば埃は別のところからでも・・・
どうして揉め事のネタになるのか未だに理解ができない。
ある種の意図性をもったコンスピラシーもどきだと思うが、元グラドル参議院議員さまの知力が普通であれば
陰謀なんかになるはずがない。
彼女ってあまり知的には見えなかったのが馬脚を現したってことで策謀家の意図は達成されたのかも・・・
国籍なんて、近代国家が国土と人民を支配するフィールド確定のために編み出した概念のひとつで、その歴史はざっと200年。
短いとは思わないが、そう長いものでもない。
国籍の有り様は、その国家それぞれが国内法で決めるものであり、グローバルスタンダードはなく、もしプリンシプルがあるとすれば
国籍唯一原則
国籍自由原則
だけだと思います。
つまり、無国籍も重国籍もあってはならないし、それに抵触しなければ国籍の離脱・取得は自由意志だと
いうことです。
とは言いつつも、重国籍を認める国もあれば、国籍離脱を認めない国もあり一筋罠ではいかない。
通常多くの倭人が日常的に悩むようなことでもないが、グローバル化が進めばその悩み事が増えるのも事実である。
が、自国だけで解決できるものでもなく、問題が大きそうな相手国と個々に二国間で取り決めをするしかない。
確信をもって言うわけではないが、在日韓国人は韓国国籍を保有するにもかかわらず兵役免除と韓国国内法の特則で
決まっているそうな。
彼らはある種の重国籍人に似た存在ですから・・・
重国籍が欠格事由に該当すると定められている事例は寡聞にして聞いたことがないが、
外務公務員は不可と明記されているらしい。
理由は今更言うまでもないが、その趣旨に照らせば、明記の有無に関わらず「当然の法理」を
適用する余地は十分にある。
しかしながら、重国籍の存在を認めない立場を取っている以上、本来は、国籍離脱不能国との重国籍でもない限り
ありえないことだし、あるとすれば、単に事務手続の懈怠である。
特に帰化による国籍取得の場合は、旧国籍離脱に関する添付書類が必要とされていますから、届け出による国籍取得も
同様だろうって推測しています。
という前置きを踏まえてですが、実のところ、彼女のことよく知らないのですよ。
国会議員をやっている以上、日本国籍は保有しているのは確かでしょう。
それが、帰化なのか届け出かは知りません。
お父様が中華民国人らしいので、
中華民国の当時の法制度を詳らかにしませんが、中華民国籍を取得したのでしょう。
儒教の伝統国であれば、当時は日本同様に父系血統主義を採用している可能性が高いのですが、まあ調べれば分かること。
とまあこの問題は、単純な事実を確認して、仮に重国籍が事務手続上解消していなければ、遅ればせながら処理するだけのこと。
彼女が中華民国籍を棄てないと言い張れば、バッジを外してもらい、遡求して歳費等一切合切国庫に返納してくれれば
良いのですよ。
法律に記載があろうとなかろうと、当然の法理として、重国籍は利益相反の恐れがあり、
国権を行使する国会議員にはあってはならないということです。
別に深い闇のある疑惑っていうほどのことじゃない。
毅然と事情説明すれば10分で済む話。
政治家としての資質を問題にしたいのであれば、ほかにいくらでも(笑)
叩けば埃の出るキャラらしいし、別に清濁併せ呑むのが政治だから気にしないが、それ以前に政治家として相応しいとは思わない。
マックスウェーバーが喝破した
情熱
責任感
判断力 という三つのエレメントを充分に持っているようには思えませんもので・・・・
事実認識に誤りがあり、修正しました、
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