花鳥も
みな 行きかひて
ぬばたまの夜の間に
きょうの夏は来にけり(貫之集)
冒頭のイラストは羽尻利門さんの作品をお借りしています。昭和レトロのほのぼの感満載
ですから、引用の王朝和歌もスッキリと平明なものを
行きかひて、、、往来のこと。花鳥は立ち去り、夏がやって来た。花鳥は、桜と鶯で、春の象徴。
一夜にして春から夏に変わる訳ではないが、そんな理屈よりも、気持ちの問題。
それぞれがダラダラと半袖になったり、ネクタイをはずしたり、、、気候に合わせてというと合理的だが、一斉に衣替えって、そんなに悪いことじゃない。
一気に季節が変わったんだなあ、、、って気分は、合理性を凌駕する
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