2025年12月6日土曜日

シェイクスピアの名台詞

 



特段気取って、あるいは着飾って観るようなものではない。
エリザベス王朝の頃の大衆演劇に過ぎないし、歌舞伎なんかと同じようなもの。
ヒトザルの悲喜劇、悪行、滑稽なんでもあり。
名台詞と言っても当時の警句駄洒落紛いだし、先輩の剽窃が結構あると言われる。
同じことを言っても、シェイクスピアならば、大向こうを唸らせる。これが大劇作家の盛名。


彼の古英語には、まったく歯が立たないから、小田島雄志氏の対訳本にひろい読みする。
ハムレットとか有名どころの独白は横に置いといて
シニカルなオトコとオンナのあいだがらは、シェイクスピアによれば、、、


オトコは恋をささやくときは四月、結婚すれば十二月
オンナは娘のあいだは5月、人妻になれば空模様は一転する
(お気に召すまま 第四幕)

オンナの皮をかぶったトラのこころ
(ヘンリー六世 第三部)

だって...はオンナの理由
(出典は忘れました!)

それぞれに講釈は必要ないが、最後だけはあまりなアタシ的意訳ですから、原文を

I have no other but a woman’s reason
I think him so, because I think him so.


メスザルは論理的でも理性的でもないと大劇作家はいいます!
あくまでも大劇作家の見解です。
でも、オスザルが論理的で理性的だと言う台詞も、聞いたことがない。

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