2019年5月30日木曜日
ユーゴー、ベルナール、サンサーンス、アズナブール
あまり土地勘のない作家だが、お気に入り女優がタイトルを
演じるし...確か「青い麦」は読んだ微かな記憶。
かのブリジットとエマニュエルの色恋沙汰の原型みたいな話のはず。
逆に高校生だったマクロン君が影響を受けて
先生に言い寄ったのかも...
ともあれそんな小説書きなんだから、スキャンダラスな背徳的な人生に違いないが、
蓋棺の例えの通り、評価は死んで初めて定まる。
なんと彼女は国葬で野辺送り
フランス史上最大の女性作家だと言うこと。
何処の国でも国家に対する勲功卓絶な者だけが対象になる。
本人の意向もありますから、国葬でなかったから功績がないとは言わない。
未だに文化だけは一流ですから...ってことなのか
かくも多数の文化人(作家、舞台人、作曲家、歌手)が国葬になった国は他にはない。
政治家や軍人ばかりな国家はやはり文化的ではないのです。
この時点で興味は映画よりも国葬へ(^.^)
倭国には国葬令がない。
正確には当該勅令は戦後廃止されました。
従い、国葬を実施しようとすれば国費費消を伴う以上
都度の法的根拠を必要とする。
戦後の国葬事例は吉田茂だけ。
調べるに閣議決定を根拠としたみたいだ。
ほかにもワンランク下と思しき国民葬なんかの例もあるが、
そこまでは興味がない。
ところで天皇崩御の際は「大喪の礼」なる国事行為で野辺送り
根拠法は皇室典範。
これも広義の国葬には違いないが、国葬とは所詮臣下が対象であり、
貫目を異にする。
ところで構成要件を文理解釈すれば天皇に限られ上皇は対象にならない。
普通の皇族と同じ扱いです
ここからは妄想ですが、当然特例譲位の法的対応の際に
検討しなかった筈はない(...はずだが)
譲位を前提としない皇室典範ですから、上皇の葬礼の規定は
あるはずがない。
◯言霊の国だから不吉な事を予め考慮しておく事を憚った
◯天皇の権威に鑑み、譲位された天皇であろうと論外である。
◯不例の事態となれば、世論を見極め融通無碍に
◯予めご意向が伝えられていた
さあどれなんだろうと予想するような事ではない。
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