2025年4月20日日曜日

犬笛を吹くゲッベルス

 


犬笛とは、、、


ワンコちゃんの躾や訓練のために、可聴範囲外の高周波の音を出す笛 のこと

その限りではニュートラルな存在だが、マインドやアクティビティを意図的にコントロールする政治的あるいは広宣手法を意味し、その意図を暗喩化する事から優れて悪質で狡猾とされる。


実のところ、斯様な手法がある事は知っているが、それを「犬笛を吹く」と表現する事は知らなかった。

しかし、知らなくても語感なり行間からはその後ろ暗さは滲み出てくる、、、程度の国語力はあるつもりだ。


今時で言えば、フェイクニュースというのだろうが、犬笛はプロパガンダの天才であるゲッベルスの創造物ではなく、戦国策(魏策)のエピソードにその濫觴らしきものがある(相変わらずの衒学趣味だなあ)



魏の王の皇太子が人質として趙の邯鄲に行く事になり、大臣である龐葱がお供として付きそう事になった。不在時の佞臣の讒言を恐れ、大臣は王に特に進言を行った、、、そのやりとり
有名だし難しい漢文ではないから原文のまま(^^)

一人がチクったくらいなら歯牙にもかけないが、多数がそうだというと、、、信じてしまう。

魏王は暗愚ではなかったが明君でもなく、結局は犬笛に踊らされてしまった、、、というのが結末。


メディアもネットも政治家の発言も須く犬笛みたいなものだ。皆んながそうだ!という事に限り疑わしい。
嘆かわしい事に白昼公然と犬笛を吹くって、民草を馬鹿にしてし、馬鹿にされてるって怒りもしない。
可聴範囲内の笛は、犬笛とは言わない。

知名度とそれらしいイメージさえあれば、片っ端から次の参議院の候補者に擁立し、その意図性を隠そうともしないって、そういう事
おニャンコやスピードやズン子大臣よりもマシに見えるからって、、、まあそれだけって誰でもわかる

それなりに歳くってますからガキじゃない
子育てに奮闘するシングルっていまは加点要素
名門女子高から最難関大学の学位をもつから更にホシ3つ!

なんせ花の東京選挙区だから党の看板にも相応しい候補者って、、、チョイスとしては悪くないし、なんせ犬笛に踊りやすい主権者がとりわけ多そうだし
参議院が、アスリートやタレントの養老院だと揶揄される、、、し、まあその程度

確か有権者数は一千万人強、
今回の改選議席は6
公明と日共は指定席
自民は過去は2議席だが、今回は背水の陣。

しかし、本人が意欲を示していると囁かれますが、、、あくまでまだウワサですから、ほんとに出馬かどうかは分からない。
某情報誌のスクープなんですが、単に観測気球なる犬笛かも






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